産後セックスが辛い・・・気が乗らない、濡れない、気持ちよくない三重苦への対処法

出産後は、育児のことや身体の不調や疲れなど悩みが尽きないですよね。

周りに相談ができる悩みならいいですが、中には周りに話にくいナイーブな悩みもあります。

特に“産後のセックス”に関して悩む人は非常に多く

「旦那とは仲良くしたいけれど、セックスに対して気が乗らない」

「セックスしたくても濡れないし気持ち良くない」

との声をよく耳にします。そこで今回は“気が乗らない”“濡れない”“気持ちよくない”と産後セックスの三重苦にお悩みの方必見！対処法をご紹介します。

産後セックスについて女性が抱える悩みとは

産後セックスで女性が抱える悩みをリアルな声とともにご紹介します。

■セックスをする気分にならない

「旦那に対してエッチな気持ちが沸かないどころか触られたくもない…」
「睡眠不足だし、慣れない育児に毎日てんてこ舞い。エッチする暇があるんなら寝ていたい（笑）」
「挿れるときだけでなく常に痛い…この間出血してしまい気まずい雰囲気に」

■濡れにくくなった

「主人のことは大好きなんですけど、何故か全く濡れず…主人は嫌がっていると勘違いしています」
「出産前はかなり濡れやすいタイプだったんですけど、濡れにくくなってしまい痛みも感じます」
「身体の変化や子供のことが気になって、エッチに集中できず濡れない」

■気持ちいいと思えなくなった

「セックスは好きなんですけど、産後は気持ち良いと素直に思えなくなりました」
「子供がいつ起きるかも分からないので、前戯や後戯はほとんどなしで全く燃えません」
「旦那からもゆるくなったと言われますし、自分でも以前に比べて感度が落ちた気がします」

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「痛い」「濡れない」「気持ちよくない」産後セックスが苦痛になる原因は？

産後セックスが辛いと多くの女性が悩んでいます。

セックスは夫婦のコミュニケーションの一つですから、できれば悩むことなく愛情を深めていきたいですし、今後セックスレスになってしまわないか不安もありますよね…。

まずは「痛み」「濡れにくい」「気持ちよくない」と思ってしまう原因を知り、解決法を考えてみましょう。

・出産時の傷や身体の負担

出産はかなり身体に負担をかけます。

出産時の裂傷や会陰切開の傷が完治していない状態だと、どうしてもセックスで痛みを生じます。ちゃんと出産後にドクターが傷の手当てをしてはいますが、古傷が痛むという言葉があるように時間が経った後でも痛みを感じる人もいるでしょうし、また痛みが出るのでは？と不安にかられることもありますよね。

授乳中は胸が張るので、おっぱいを触られただけで痛みを感じたり、腰や身体の節々が痛いことでもセックスに対してのモチベーションは下がってしまいます。

・女性ホルモンの減少に伴う性欲減少

妊娠中は、卵胞ホルモン（エストロゲン）と黄体ホルモン（プロゲステロン）という女性ホルモンが大量に分泌されていますが、出産数時間後には急激に減少します。出産後は授乳ホルモン（プロラクチン）が多く分泌されるようになります。授乳ホルモンと言われる通り、母性本能を促す作用があるため、性欲が減ると言われています。

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・育児による肉体疲労

育児は24時間ノンストップ。特にお子さんが新生児の時期は、夜泣きや授乳で寝る時間を確保するのすら難しい状況で、肉体疲労は溜まっていく一方ですよね。

疲れが溜まっている状況だとどうしてもセックスよりも寝る時間の確保を優先するようになり、セックスをする機会が減少する方が多いですし、寝不足からくるイライラで夫婦仲が悪くなったとの声多数。

・身体の変化による悩み

出産後すぐにお腹が凹むわけでもありませんし、胸の形や肉付きも出産前とは異なりますよね。また、出産前後では女性器の状態も変わりますから、それを気にされてセックスができないと悩む女性もいらっしゃいます。

中には「太った」「緩くなった」など旦那さまから心ない一言を言われてトラウマになってしまったという方も…。

特に帝王切開でお子さんを出産された方は、裸でセックスするのは無理と答える方も多いです。また、ミルクが出てしまうこともあって、旦那さまから触られることに抵抗があるとの声も。

・産後うつ／マタニティーブルース

出産後に気分が落ち込み、不安が襲ってきたり涙が出てくるといったマタニティブルーに陥る女性はとても多く、その状態が数ヶ月の単位で長く続くことを産後うつと言います。

何もやる気がでなくなり、気分の浮き沈みが激しいため性欲も減退しますし、旦那さまに対する愛情すらも沸かないという状態に苦しむことも。

マタニティーブルーの状態ならばそこまで心配はありませんが、産後うつが長く続く場合は、心療内科を受診しましょう。

産後セックスの“三重苦”対処法

産後セックス問題は、放っておくとセックスレスや不倫などの大きな問題になることもありますから、しっかり対処したいですね。

気が乗らない・濡れない・気持ちよくないの三重苦の対処法をご紹介します。

【セックスをする気分を上げる方法】

・ベビーシッターや両親に子供を預ける

お互いにセックスをがしたいと思っていても近くにお子さんがいると、セックスする雰囲気になれなかったり、短時間でサクッと…になってしまいますよね…。

セックスはストレス解消にもなりますから、たまには親御さんやベビーシッターにお子様をお願いして二人でゆっくり過ごす時間を作るといいでしょう。二人での時間が長く取れたときは、たっぷり時間をかけて楽しむスローセックスがおすすめです。スローセックスは相手を思いやるセックスなので産後の女性にも負担が少なく優しいです。

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・育児の負担を軽くして身体を休める

疲れがたまっているとイライラしやすいですし、疲れていてはセックスをしようという気持ちすらも起こりにくいですよね。まずは身体の疲れを取るのが一番。

旦那さまと協力して、まずは身体を休める環境や時間を作ることから始めましょう。家事や育児を積極的に手伝ってもらったり、外食や手抜きご飯にするなどちょっとした工夫で身体はだいぶ楽になるはず。

・部屋を暗くする

体型の変化や帝王切開の傷跡が気になってエッチするのが怖い…とお悩みの方は、旦那さまに正直に話しをして部屋をいつもより暗くしてもらったり、お腹や気になる部位はあまり触れてほしくないとお願いしてみてはいかがでしょうか？

そんな恥じらう姿を可愛いと感じる旦那さまは非常に多いですし、ずっと拒否していたのであれば、理由を話すことできっと安心してもらえるはずです。

エッチ中は気になることが1つでもあると楽しめませんから恥ずかしがらずにカミングアウトするのも大切です。

【痛くて辛い濡れ問題の解決方法】

・大人のおもちゃを利用する

ハードなおもちゃは産後しばらくは控えるべきですが、クリトリスなどをローターなどを使って刺激する前戯は大変おすすめです。

クリトリスはただでさえ感じやすい場所ですからゆっくり優しく責めてもらうことで濡れの改善にも繋がるかもしれません。

ただし、メンタルや体力的な問題で濡れない場合もあるので、試してみて効果が得られないようでしたら無理にせず他の方法をお試しください。

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・温感作用や媚薬効果のあるラブグッズの使用

温感作用や媚薬効果が期待できるラブグッズは、血行を促進することで濡れやすく感じやすい身体に導いてくれるので「濡れにくい」「感じにくい」とお悩みの方におすすめです。

じわじわと温感を感じ、普段濡れにくい・感じにくいという女性からも人気のアイテムなんです。インターネットを通して周りにバレずに購入が可能です。

・婦人科診察

産後しばらく経っても痛みが強い場合には、婦人科系の病気が潜んでいる可能性も考えられますので、婦人科で診察や検診をお願いしてみましょう。

【産前のように気持ちよくなるには】

・潤滑ローションで摩擦を軽減

痛みや違和感を我慢しながらのセックスはとても辛いですし、気持ちよくないセックスとなってしまいますよね。そんなときは我慢をせず潤滑ローションを使用しましょう。

アダルトグッズというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は女性の身体を守るためのアイテムとしてドラックストアでも手軽に購入ができるケアアイテムです。

ちなみに会員数120万人のLCラブコスメが開発した“リュイールホット”は、人気の潤滑ゼリーで、挿入時の滑りを良くして摩擦を少なくする他、性欲を刺激する成分も含まれており、気持ちのいいセックスを追求して作られており、産後のセックスの辛さにお悩みの方におすすめのアイテムとなっております。

リュイールホットの詳細はこちら

・ポルチオ性感帯を開発

ポルチオ性感帯は、膣の奥の子宮口あたりにある性感帯です。女性が最も感じる場所とも言われており、ポルチオ性感帯を開発することでより強い快感を得ることができます。

このポルチオ性感帯は、出産後の方が強いオーガズムを感じやすいと言われていますので、産後セックスを楽しみたい女性にぴったりの性感帯なんです。

ポルチオ性感帯は慣れないうちは少し痛みを感じることもあるかもしれませんが、ゆっくり刺激をすることで次第に開発されていくので、旦那さまに可愛く頼んでみてはいかがでしょうか？

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・夫婦での話し合いやコミュニケーション

どの悩みでも共通することなのですが、夫婦での話い合いやコミュニケーションは何よりも大事です。

どんなに気が合ったとしても、どんなに愛し合っていても、人は人の心の中を読むことはできません。

奥さまが痛い、気持ちよくない、気分じゃないと思っていても声にしなければ伝わりませんし、もし言えたとしても理由が伝わらなければ、すれちがいが生じることもあります。

だからこそしっかり自分の気持ちを伝える・相手の話を聞くことは、夫婦にとって何より大切です。

そもそも産後セックスはいつからOKなの？

産後のセックス再開時期は、母体の回復具合によって異なりますが、短くとも1ヶ月検診で医師から異常がないと診断されてからにしましょう。

産後しばらくは産道や膣は傷ついている状態ですので、セックスで出血やダメージを受けやすく、子宮や膣の傷口から細菌が入るリスクも考えられますので、独断で決めずドクターの指示を仰ぐほうが好ましいです。

産後セックスをして良かったこと

産後は、身体の変化やホルモン変化が激しく、なかなかセックスがしたいという気分にならないものだと思いますが、産後セックスをすることで、セックスを通してしかできない夫婦だけのコミュニケーションが取れたり、異性として相手を見ることができたり、愛情の再確認など産後セックスにはメリットが盛りだくさんなんです。

特にセックスレスは産後しばらく営みがなかったことからタイミングを図ることができずに深刻化するので、セックスレスを防ぐためにも、女性の身体が落ち着いたらセックスとまではいかなくともスキンシップをしていくことをおすすめします。

セックスレスは、いつの時代も離婚の原因のトップ3には入ってくるリアルな問題ですから、お互いの将来のためにも産後セックスを前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

辛いことはパートナーと一緒に乗り越えよう

セックスは一人でするものではありません。

痛いことや気が乗らないこと…言いにくい話かもしれませんが、それは産後のホルモン変化や身体のダメージなどからくる感情ですので、決して愛情がなくなったわけではないとちゃんと伝えてみませんか？

心の中の気持ちは、血の繋がった家族ですら分かり合えないことですから、どんなに旦那さんと仲がよくても価値観が同じでも、女性の気持ちはきっと伝わらないと思います。相手を傷つけずに思いを伝えることができれば、相手との関係もぎくしゃくすることなく気持ちよいセックスへの対策や改善を一緒に模索できるはずです。

今はまだ乗り気にならないかもしれませんが、改善が難しいセックスレスになってしまう前に産後セックスについて前向きに考えてみることをおすすめします。