突然ですが、あなたはどれぐらいの頻度でオナニーをしていますか?
若い男性なら、毎日オナニーをするという人も多いのではないでしょうか。オナニーの頻度は個人の自由ですが、
オナニーのしすぎは
「ハゲる」
「モテなくなる」
などのデメリットがあると言われています。
このようなデメリットは本当なのでしょうか?
今回は、オナニーのしすぎによるデメリットの真相と適度なオナニー頻度について解説していきます。
目次
オナニーの平均頻度はどのぐらい?
そもそも1週間にするオナニーの平均頻度はどのぐらいなのでしょうか?
オナホールなどを販売しているTENGAが2017年に行った調査である「 オナニー国勢調査 全国男性自慰行為調査2017」にその答えがあります。調査対象はオナニー頻度が「2、3ヶ月に1回程度」以上である15歳~64歳の男性2000人へのインターネットによるアンケート調査です。
調査の結果、
1週間での平均オナニー頻度は2.94回
でした。
つまり、日本人男性は平均で3日に1回程度オナニーをするということになりました。
これ以上の頻度でオナニーする人は、一般的には「オナニーしすぎ」となるでしょう。
オナニーのしすぎによるデメリットの真意
それでは、オナニーをしすぎるとどのようなデメリットがあると言われているのでしょうか。
そして、そのデメリットは本当なのか。
以下が、よくいわれているオナニーのしすぎによるデメリットです。
- ハゲる
- モテなくなる
- 体がだるくなる
- 射精障害になる
- テクノブレイクになる
1つずつ見ていきましょう。
デメリット1.ハゲる
「オナニーをすると男性ホルモンの分泌が増えて、その影響でハゲる」と言われていますが、それは真っ赤な嘘です。
確かにオナニーすると男性ホルモンは分泌されますが、ハゲの原因となるほどの男性ホルモンは分泌されることはありません。
ハゲの原因はストレスや食生活と考えられているので、オナニーのしすぎでハゲることはないのです。
デメリット2.モテなくなる
オナニーすることによってテストステロンがジヒドロテストステロンに変化し、このジヒドロテストステロンが身体に悪影響を与え、モテなくなるという説。
確かにジヒドロテストステロンはハゲや皮脂増加の原因と言われています。
しかし、モテないのはオナニーのしすぎだけが原因ではないかもしれません。オナニーをしすぎてしまう人はオナニーで満足してしまい、外見などの自分磨きを怠ってしまう傾向があります。その影響で女性から異性として見てもらえず、モテなくなるのです。
つまり、原因はオナニーではなく自分磨きをしていないだけなのです。モテたい人は、オナ禁するよりも自分磨きを行った方がモテますよ。
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デメリット3.体がだるくなる
オナニーした後に体がだるくなったり、眠気が出てくることがあります。
確かにオナニーした後に仕事や勉強したい人には、デメリットです。これは射精後に分泌される「プロラクチン」が原因です。
プロラクチンとは脳下垂体から分泌されるホルモンのことで、プロラクチンが放出されると性欲が抑制され、体のだるさや眠気を生じさせます。オナニーをしすぎると常に体がだるくなってしまい、眠気に悩まされることになります。
デメリット4.射精障害になる
手で激しくこする、床オナなど刺激が強いオナニーをしすぎてしまうと、セックスの際に射精できなくなってしまうことがあります。
激しいオナニーのしすぎはセックスに悪影響を及ぼし、女性との仲を悪くしてしまう原因となってしまうことも…。オナニーをしすぎると刺激に鈍感になってイキにくくなります。刺激に慣れてしまったからといって、激しいオナニーをしないようにしてください。
間違ったオナニーを続けると「膣内射精障害になる」という大きなデメリットがあるため、くれぐれも正しいオナニーを心がけましょう。
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デメリット5.テクノブレイクになる
テクノブレイクとは「腹上死」の一種でオナニーによって死に至ること。
え・・・死ぬの!?と思われた方は安心して。
テクノブレイクは、基礎疾患があったり大量飲酒した後に1日に10回以上のオナニーをして性ホルモンが過剰分泌された時に血管に負担がかかりすぎて起こるかもしれないということ。
そんなことになる前にオナニーを辞めるのが普通ですよね。しかし、オナニー依存症になってるとか特殊な状況では起こる可能性があるので頭の片隅に入れておきましょう。
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最適なオナニーの頻度は?
正しいオナニーなら、しすぎによるデメリットは「体がだるくなる」程度しかありません。
毎日オナニーしたかったら、オナニーしてもいいのです。ただ、毎日オナニーしてしまうと体が常にだるくなってしまい、日常生活に悪影響が出る人も事実。ここからは適度なオナニー頻度について解説していきます。
月21回以上の射精で前立腺がんのリスクを下げることができる
2016年にアメリカで男性3万人を対象に行われた調査では、1ヶ月当たりの射精回数が21回以上の男性は、1ヶ月当たり4~7回の男性に比べて前立腺がんを発症するリスクが2割前後低かったということでした。
月21回以上ということは、1週間のうちに5日間は射精すればいいということですね。
学生ならばこの数値はクリアできそうですが、社会人になると忙しさからこの数値をクリアするのは難しいかもしれません。
2~4日間の禁欲が受精率を高める
独身男性には関係ない話かもしれませんが、男性の禁欲期間と体外受精に関する研究において、2~4日間の禁欲が精子の前進性・出産率・臨床妊娠率が最も高いことがわかっています。
パートナーと妊活をしている男性はこの頻度でオナニーをすることによって、セックスした際の妊娠率が向上する可能性があります。2~4日に1回のオナニーなので、体への負担も少なく、日常生活に支障も出にくいでしょう。
最後に
今回は、オナニーの最適頻度について解説しました。
人によって最適頻度は異なりますが、最低でも2~4日間に1回程度はオナニーするようにしてください。体を疲れさせたくないからといって、長期間オナ禁は生殖機能の低下や前立腺がんのリスクを高めてしまいます。
適度にオナニーをして、健康的な生活を送るようにしましょう。
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