不倫は、日常生活に刺激を与えてくれる大人の恋愛。
道徳的にダメと分かっているのに不倫願望を抱いてしまう人は、実は少なくありません。
今回は、不倫をする心理や周囲にバレることなく不倫する方法、不倫願望を落ち着かせ不倫を回避する対処法などをご紹介します。
不倫をしてみたい人・現在不倫をしている人・不倫願望を落ち着かせたい人に役立つ情報満載ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
不倫したいと思うのは変!?不倫に関するアンケート結果
「不倫したいと思うなんて…最低だな」と、自分が不倫願望を抱いてしまっていることを責め、心に蓋をして生活している人もいると思いますが、テレビドラマや映画などで不倫を題材としたストーリーが話題になるのは、不倫に対して興味がある人が多いからではないでしょうか。
そこで、不倫に関するアンケートを20〜50代の男女300名に実施しました。
調査対象 | 20〜50代の独身・既婚男女300名 |
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調査方法 | インターネットによる任意回答 |
調査人数 | 男性170人:女性130人 |
Q1.不倫をしたいと思ったことはありますか?
Q2.実際に不倫をした経験はありますか?
Q3.現在、不倫をしていますか?
Q4.経験したときの不倫パターンは?
Q5.不倫相手を本気で好きになったことはありますか?
筆者の考えまとめ
不倫に興味がある人は、男女ともに多いことが分かりました。恋をしたい・ときめきたい・男として、女として見られたいという気持ちはいくつになっても健在ですね。
実際に不倫をしたことがあると答えた人は、アンケートに協力してくれた人の約4割という結果でした。4割と聞くと多い気がしますが、不倫といっても1回きりってこともありますからね。
不倫経験者の中では5割の人が現在も継続中とのこと。300人の中の4割。そしてその中のさらに5割ですから、全体でいう20%に当たりますね。
不倫相手を作るのは、恋人を作るよりもずっと難しいですから、1度付き合ったらできるだけ長く付き合いたいと思う人が多いでしょうし、W不倫の関係なら辛いことも折半し合えるような安心感と仲間意識が湧いて、離れられなくなるとの声も。
リスクが付きまとう危ない恋ですが、刺激的かつ自分の心を埋めてくれる恋でもあるので、不倫相手に本気になってしまう人も少なくないようです。
不倫がしたくなるきっかけって何【男女別】不倫をしたいと思う心理
多くの人が「不倫したい」と思ったことがあるということは、不倫を考えてしまうきっかけは身近なところにあるのかもしれませんね。そこで男女別に不倫をしたいと思う心理をご紹介します。
【男性が不倫をしたくなる心理】
- 妻に対して不満や嫌悪感を抱いている
- 自分の存在意義を感じたとき
- 妻とのセックスじゃ満たされないとき
- 家庭ではない場所で癒やされたい
- 非日常的な刺激が欲しいから
- 自分の好みの女性から誘われた
妻に対して不満や嫌悪感を抱いている
家での過ごし方やお金の使い方など、何かしら妻に対して不満があると「他の女性なら◯◯なのに」と、他の女性に目がいきやすくなり、不倫や浮気願望が芽生えやすくなります。
また、妻との関係が悪化し不満が嫌悪感に変わると罪悪感が沸かなくなり、不倫や浮気にハマりやすくなりますし、自分が悪いことをしているという自覚もありません。
自分の存在意義を感じたとき
夫婦生活が長くなるとお互いに支え合うのが当たり前になり、感謝をされなくなったり、過度に期待されなくなったりということもあります。
また、女性は妊娠出産を経験すると、とても強くなりますから、家にいても自分の存在意義を感じられずに自分の居場所を求めて浮気や不倫をすることも。
女性に母性本能があるように、男性には“自分より弱いものを守りたい”という父性本能がありますので、妻にとっての自分の必要性を見いだせなくなると、頼ってくれる女性が愛おしくなり、不倫をしてしまいます。
妻とのセックスじゃ満たされないとき
男性の性欲のピークは20代後半と言われていますが、50代でも60代でも健在です。
一方で女性の性欲のピークは、男性より遅いものの、子供の手が離れるまで家事や育児に追われ、セックスよりも睡眠を優先しがち。
そんなことからセックスをする回数が減り、性欲が満たされないと悩み、不倫に走るようになります。
家庭ではない場所で癒やされたい
不倫に求めるのは、体の関係だけではありせん。
仕事で神経をすり減らし、家では妻に文句を言われる…そんなストレスから癒やしを求めて、不倫に走る男性もいます。
身体だけの付き合いではなく、精神的にも満たされるため、一度でも安らぎを感じてしまうと妻よりも不倫相手の方がいいと思い込んでしまうことも。
非日常的な刺激が欲しいから
どんなに妻を愛していても長いこと一緒にいるとマンネリは避けられません。
気づけば、妻のことを女性としてではなく母親や家族としてしか見れなくなっていませんか?
「夫婦仲は良いし妻とは別れたくないけど、火遊びはしたい」と刺激を求めて不倫に走る男性は多いです。こういう人に限って、不倫相手から本気に好きになられて後悔するなんてことも。
自分の好みの女性から誘われた
綺麗な女性と街ですれ違ったとき、パートナーが隣にいたとしても目で追ってしまうのは男の性です。
目で追ってしまうということは、視覚で「女」に反応している証拠。つまり浮気心が多少なりとも働いているともいえます。
すれ違っただけでも反応してしまうのに、好みの女性からエッチに誘われて断れると思いますか?
ほとんどの男性がそのまま不倫に走ってしまうのは明白です。
「そんなことあるかよ」と思われるかもしれませんが、容姿が良い男性はいくつになっても女性の方から誘われるチャンスが転がっています。
【女性が不倫をしたくなる心理】
- 相手のことが好きだから
- 夫に対しての不満や嫌悪感
- 夫と一緒にいても埋まらない寂しさ
- 夫とのセックスじゃ満たされないとき
- 女性としての価値を見い出したい
- 夫が浮気をした仕返し
- 不倫ドラマの影響や憧れ
相手のことが好きだから
男性は、性欲を解消したいがために不倫に走る人が多いですが、女性は相手に好意を抱いてしまったことで、不倫へのめり込んでしまうパターンが多いです。
最初は、不倫をしていることに罪悪感を感じていても、相手への気持ちが強くなればなるほど「ただ相手が既婚者だっただけ…」と自分を正当化して、引き返せなくなります。
夫に対しての不満や嫌悪感
夫に対して不満が募れば募るほど、他の男性や友達の旦那を見て「こんな人が夫だったら…」と思うのはよくあることです。隣の芝生が青く見えるのは仕方がないことですが、その気持ちがエスカレートして歯止めが効かなくなると不倫願望が芽生えます。
夫への嫌悪感が強くなると悪い部分ばかりが目につくようになり、罪悪感を感じるどころか不倫相手に安らぎを求めるようになります。
夫と一緒にいても埋まらない寂しさ
女性は“寂しさ”から浮気や不倫をする人が多いです。
夫が忙しく家にほとんどいない場合や一緒にいる時間は長くても夫から愛情を感じないとき、ワンオペ育児やお金に追われていたり、周りの友達が幸せそうに感じるときなど、寂しさを感じる理由は様々ですが、どうしようもならない寂しさを他の男性で埋めようと不倫する人も多いです。
夫とのセックスじゃ満たされないとき
「夫が性に淡白で性欲が満たされない」「セックスがマンネリ化してつまらない」など夫との性の不一致が理由で他の男性とセックスがしたいと考え、不倫に走ることも。
男性ならば、風俗遊びで性欲を発散することもできますが、女性用風俗はお金がかかりますし、敷居が高いイメージもありますからね。
女性としての価値を見い出したい
子供を産んだとしても、年配と呼ばれる年齢になったとしても、いつまでも女性として夫には見られたいのが本当のところ。
しかし、様々な理由からセックスレスになってしまったり、女性として見れないなんて言われてしまったりと、年齢を重ねるごとに女性としての自信を失っていく人は少なくありません。
そんなときに他の男性から女性として扱われると「まだまだ女性として見られたい」「男性から求められたい」と、不倫願望が動きやすい傾向にあります。
特に更年期を迎えた時期は、精神的にもセンチメンタルになりがちですし、閉経してしまう前にもう一度快感を得たいと思うのはおかしいことではありません。
夫が浮気をした仕返し
夫が浮気した仕返しに不倫をする女性もいます。
別れればいいじゃん?と思う人もいますが、子育てに集中するために専業主婦になったり、正社員を辞めパートやアルバイトにシフトしたという女性は多く、金銭的な理由からそう簡単に別れられないのです。
そのため自分も浮気をすることで、憂さ晴らしをするなんてことも。
不倫ドラマの影響や憧れ
不倫を題材としたドラマは、人気ですよね。
不倫はタブー視されていますし、不倫をした芸能人は叩かれているにもかかわらず不倫ドラマが人気なのは、自分の満たされない欲求をドラマで満たすことができるからではないでしょうか。
特に女性は感情移入しやすいので、学生が演じる青春ものよりも、自分を重ねやすい不倫ものにハマりやすい傾向にあります。
つまりは、もともと不倫や浮気への願望を女性の多くが持っているというわけですから、不倫ドラマがきっかけで不倫に走ることは、十分にありえます。
不倫したいときどんな人を狙えばいい!?落としやすいターゲット像
不倫したいと思っても相手がいなければ始まりませんね。
どんな人をターゲットにすれば不倫関係になりやすいのでしょうか?
不倫関係に持ち込みやすいターゲット像をお教えします。
1.押しに弱い人
断るのが苦手で押しに弱い人は、不倫のターゲットに持ってこいです。
グイグイいけば押し切りやすいですし、アプローチさえうまくできれば相手の心を動かすのも容易です。
押しに弱い人は、優柔不断・空気を読みがち・受け身・流行りに弱いなどの特徴があり、本質的にも流されやすいです。
ただし、ある程度は相手からの好意も必要です。関係値がゼロの状態だと「本当は嫌だけど怖くて断れなかった」「無理やりホテルに連れていかれた」などと、あなたのせいにされてしまう可能性もありますから、気をつけましょう。
2.誰にでも優しい人
心から優しい人もいますが「良い人だと思われたい」「モテたい」「人に嫌われたくない」といった気持ちから人に優しくする人もいます。
人から好かれることに喜びを感じるので、それを逆手にとってアプローチすれば、まんまと不倫関係に持っていくことができます。
下心のある優しい人だとしても、強気な人に比べ、癒しを与えてくれることは間違いないので、不倫相手としても申し分ありません。
3.自分に自信がない人
自信がない人は、自分を必要としてくれる人に弱いという特徴があります。
そのため、身体目的だとしても自分を認めてくれたことが嬉しくて、不倫関係を認めたうえで割り切りの付き合いをしてくれる人が多いです。
「容姿がブサイクだから…」「周りから嫌われてばかりで…」と、劣等感を強く感じている人がいたら、その人のことをとことん褒めて、自信をもたせるような言葉を投げかけると落ちやすいです。
特に30代以降の女性は、老化から自信をなくしている人が多いですし、性欲のピークでもあるので狙い目です。
4.恋愛経験が乏しい人
恋愛経験が少ない人は、異性に免疫がないだけでなく、見る目もそこまで養われていないため、疑いもせずに相手を信用したり、褒め言葉を素直に受け取ったりとその気にさせやすいです。
ただ冗談で言った言葉でも本気に勘違いしてしまうので、相手のコントロールが上手くできる自信がない人にはおすすめしません。
5.お酒好きな人
全員がそうとはもちろん言いませんが、お酒が好きな人は「酔った勢いで1回くらい…」とノッてくれる人も多いですし、お酒が入るとガードが緩くなるので誘いやすくておすすめ。
普段から飲み歩いている人なら帰りが遅くなっても、相手の家族から疑われにくいというメリットも。
一緒に飲んでみて警戒心が薄く、下ネタにも動じないのならば、性に開放的である可能性が高いので成功率も高いです。
6.パートナーに不満がある人
生活面でも性欲面でも“パートナーに不満があること”それこそが浮気や不倫をする一番のきっかけといえます。
最初は寄り添い合っても、解決・解消に至らないと必然的に家庭の外に意識が向くようになり、不倫を良い息抜きだと感じるようになるのです。
パートナーの愚痴が多い人は、ワンチャンを狙いつつも、家族が一番と考えている人が多いので、面倒なことにもならず不倫相手にぴったり。
周囲にバレることなく上手に不倫するコツ
夫婦仲がうまくいっていない人や仲はいいけれど常に寂しさを感じる人など、夫婦の形は人それぞれですし、他人には家庭内のことは分かるはずもありません。
悩みを抱えている人にとっては“不倫することが心のオアシス”になっている場合もあり、リスクを承知のうえで不倫を続けたいと考える人もいることでしょう。
そこで、周囲にバレずに上手に不倫をするコツをご紹介します。
1.必要以上に連絡しない
電話の履歴やメールから不倫がバレることがほとんど。
連絡は必要最低限で済まし、履歴はすぐに消すことを徹底しましょう。
LINEや電話でのやりとりはバレやすいので、少々不便さはありますが、Gmailやビジネスチャット、SNSのDM機能を利用するのがおすすめです。
また、スマホを頻繁にチェックしていると疑われやすいので、連絡可能な時間帯をお互いで決めておいて、それ以外の時間はスマホをパートナーの見える場所に置いておくくらいの余裕があった方がいいです。
2.親しい人にも不倫関係を話さない
古くからの親友だとしても、不倫している事実を話してはなりません。
不倫をしていると普通の恋愛よりも悩みが多いですし、寂しい夜も増えますから、誰かに相談したい気持ちも分かりますが、人を信用しすぎると痛い目を見ます。
喧嘩したときに周りに話してしまうかもしれませんし、酔ったときについ口を滑らせてしまう可能性だってゼロではありません。
また、親しい間柄だからこそ「友人の不倫を止めたい」「普通の恋愛をして幸せになってほしい」と思うのが一般的ですから口うるさく不倫を止めてくるでしょう。
友人との関係を続けたい・周りにバレたくないと思うならば、不倫のことは話さないのが一番。
3.デートは現地集合・現地解散
デートは近場を避け人気がないスポットを選ぶようにしましょう。
寂しいかもしれませんが、現地集合・現地解散がおすすめです。
移動の時間も楽しみたいという人は、最寄りの駅から数駅離れた場所で、レンタカーで迎えに来てもらい落ち合うと良いでしょう。所有車だと周りにバレるリスクが高くなりますし、目撃者からパートナーへ話が漏れる危険性もあるので、遠出のデートでも最善の注意を払って。
パートナーが疑い深い場合には、事前に撮影したアリバイ写真(ラーメンや居酒屋の写真など)を用意しておくといいでしょう。
4.スマートフォンの位置情報をオフにする
スマートフォンには、GPS衛星により位置を確認できるシステムが搭載されています。
知らない間に行き先の履歴が残っていたり、パートナーと位置情報の共有をし合っているのならば、いつでもあなたの居場所を確認することができます。
使用するとき以外は、位置情報をオフにし、位置情報記録が溜まっている場合は削除するようにしましょう。
また、マップの履歴の行き先から不倫がバレるケースもありますので、マップの履歴にも注意。
5.お揃いのものや思い出に残るものは買わない
お揃いのものや思い出に残るようなものは買わないようにしましょう。
どうしても誕生日や記念日のプレゼントをしたいのならば、手元に残らないような(食べ物・飲み物・ディナー)ものにしましょう。
「パートナーと不倫相手は面識ないしバレるわけがない」「同じ職場じゃないから大丈夫」と思われがちですが、贈り物には、相手の趣味・趣向が出ますから長年連れ添ったパートナーにはすぐバレます。
思い出写真を撮るなんてもってのほかですし、コンビニのレシートやホテル・駐車場などのレシートから不倫や浮気がバレることもあるので注意したいところです。
6.定期的に性病検査をする
性病にかかったことで、不倫や浮気、風俗遊びがバレるケースは多いです。
パートナーに移した後では言い訳もできませんから、性病検査は定期的にするようにしましょう。
中には「自分としかセックスしていないから大丈夫」と、不倫相手との関係に根拠のない自信を持っている人もいますが、不倫をする人ということは貞操観念が無い人とも考えられますし、平気で嘘もつける人ですから、信用しすぎないようにしましょう。
今は、性病検査の簡易キットがネットで購入でき、自宅で手軽に検査ができる時代ですから、定期的に調べておいて損はないです。
7.家庭の時間を大切にする
夫婦である以上は家庭を大事にしましょう。家庭を大切にできない人は、すぐに不倫がバレます。
たとえ、パートナーと別れるつもりだとしても、あなたの家庭を顧みない行動から不倫がバレ、不倫相手側に多額の損害賠償が課せられる可能性もありますので、離婚するまでは家庭を優先するべきです。
8.身なりや行動を変えない
恋をすると身なりを気にしだすものですが、いきなりセクシーな下着を身につけたり、無頓着だったのにヘアセットを頑張ったり、服装に気を使い始めたりなどのあからさまな変化に気をつけましょう。
また、罪悪感から急にパートナーにプレゼントを渡したり、優しくしたりする人が多いですが、不自然すぎてバレるきっかけになるので、自分を変えないことが大切です。
あなたのことは、あなたよりも長年連れ添ってきたパートナーの方が詳しかったりしますから要注意です。
お金だけじゃない!?怖い不倫のリスク
ここまで不倫したい人に向けて、狙うべきターゲット像や周りにバレないコツをお話してきましたが、不倫は大きなリスクを伴う行為だということを頭に入れておきましょう。
不倫関係がバレた男女は、被害者である配偶者に対して慰謝料を支払う義務を背負います。
不倫が発覚して離婚した場合 | 100〜300万程度 |
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不倫が発覚したものの離婚しなかった場合 | 50〜150万程度 |
W不倫の場合 | 100〜500万程度 |
状況や悪影響の大きさ、悪質さによっても慰謝料は増額していきます。
ただ金銭を支払えばいいというわけでなく、不倫相手との間に子供ができてしまう可能性や、不倫による精神的ダメージで配偶者が病気を発症してしまうことも考えられますし、社会的・モラル的にも非難される行為ですから、社会的信用を失い、職場で懲戒の対象となる場合もあります。
また、不倫に関しての悩みは増えていくのに誰にも相談することはできないことから、自身が精神的に病み、うつ病や精神障害を抱えてしまうことも。
覚悟が決まって、パートナーと離婚をして不倫相手と真剣交際を始めたとしても、誰もあなたに祝福の言葉をかけてくれる人はいませんし、何年経っても「不倫をした人」のレッテルは消えません。
中には、不倫相手とも別れ、パートナーと子供には愛想をつかされ、慰謝料を払ったあげく社会的地位を失い、働く先もアテもなく、まともな暮らしさえもできなくなる人もいるのです。
それくらい不倫の代償は大きいということを、不倫をする前に理解しておく必要があります。大人ですから「知らなかった」では済まされませんよ。
不倫願望を抑える方法と対処法
まだ不倫をしていないという人は『しないことに越したことはありません』から考えを改めてみましょう。
不倫願望を抑える方法と対処法をお教えしますので、まずは実践してみてくださいね。
- 今一番大切なものを再認識する
- パートナーとの関係に問題があるなら話し合う
- 夫婦、カップル間でのルールを作る
- カップルセラピーをお願いする
- 不倫している人と関わりを持たない
- 趣味や推しを作る
- 風俗や既婚者パーティを利用する
- 相手に家庭がある場合は、身体の関係は持たない
- パートナーに同意を取った上で不倫する
今一番大切なものを再認識する
“気づいたら本当に大切なものを失っていた”というのは、不倫の結末に良くある話です。
あなたにパートナーがいて、子供がいるのなら、家族の大切さを今一度考えてみましょう。
パートナーが今日いなくなったら?子供から嫌われたら?
当たり前こそ幸せなんです。気持ちが揺らいでいるのなら、まずは家族との時間を大切にしてみましょう。
パートナーとの関係に問題があるなら話し合う
パートナーとの価値観の違いや性の不一致、生活スタイルの違いや金銭問題など、何かしらの問題があるのなら、お互いが納得するまでとことん話し合いましょう。
話し合いもせずに不倫に走るのは、ただの逃げです。
何もかもあなたが我慢する必要はないのですから、息苦しく感じることをパートナーに素直にぶつけてください。痛みも悲しみも苦しみも、半分こできるのが夫婦です。
「浮気や不倫をされるくらいなら、ちゃんと言ってほしかった」と、浮気発覚したときに言われるのは確実ですから、まずは相手に伝えることから逃げないで。
夫婦、カップル間でのルールを作る
「話し合いをしたものの、時間が経ったら結局あやふやになってしまった」という人もいるでしょう。
口約束は、人によってはその場の相槌感覚でする人もいますし、時間が経てば甘えが出てきてしまうものです。
そのため話し合いをして終わりではなく、それをもとにルールを作った方がいいです。
ルールにさえしてしまえば、相手が守らないときに強気に出ることができますし、パートナーがあまりにも守らないときは気持ちが離れて不倫願望が出るのも仕方がないでしょう。
カップルセラピーをお願いする
カップルセラピーとは、アメリカでは広く定着している心理療法の一つで、恋人や夫婦間での悩みに特化した認知行動療法(現実の受け取り方や物の見方などの認知に働きかけて心の悩みを軽くしていく治療法)です。
男女の話し合いは、解決するために話をしているつもりでも不満のぶつけ合いになり解消しない場合が多く、結局お互い不満をぶつけるだけで終わりということも…。
そんなときにカップルセラピーでは、セラピストが夫婦・カップルのコミュケーションをサポートし、話し合いのお手伝いをしてくれます。
関係性の質を改善するためのコミュニケーション訓練や問題解決訓練などもありますので、パートナーとの関係に悩んでいる人におすすめです。
不倫している人と関わりを持たない
長いことバレずに不倫を続けている人が身近にいたり、不倫の良さを伝えられると、つい興味を持ってしまうもの。
不倫をしている人の中には「自分を正当化したい」「アリバイ工作のための同志が欲しい」といった理由から不倫を薦めてくる人もいます。
最初はお互いに楽しく現状報告をしていても、そういう人は自分が不倫を辞めたときに、手のひらをコロッと返す恐れもありますし、周りにバラすなんてこともしかねませんから、不倫をしている人や不倫を薦めてくる人とは関わりを持たないようにしましょう。
趣味や推しを作る
不倫に興味を持つ人は“何か”が満たされていない人です。
性欲、物欲、金銭、心の充実など、物足りなさを感じる部分は、人それぞれですが、没頭できるものがある人は、例え何かが欠けていたとしても不倫に興味を持つことは少ないです。
ゴルフやギター、裁縫やガーデニングなどの趣味もいいですし、好きなアイドルや演者がいるならばヲタ活を楽しむのもいい気晴らしになりますよ。
不倫よりも興味が出るものを見つけると意外にも不倫願望がぴったり落ち着きます。
風俗や既婚者パーティを利用する
性欲が原因で不倫したいと思っている人は、不倫ではなく、せめて風俗店で性欲を発散させましょう。
とはいえ、風俗店へ通うことも不倫や浮気だと感じる人もいますし、挿入をしていなくともオーラルセックスでも性交類似行為に該当するため夫婦関係破綻までいってしまうと慰謝料を請求されるケースもあるので注意しましょう。
性欲ではなく、ただ異性と話がしたいレベルであれば、婚活や街コンを運営している企業が開いている既婚者パーティーなどを利用して息抜きしてみてはいかがでしょうか?あくまでも食事をしながら異性とお話を楽しむだけのパーティーですので、浮気や不倫に該当するわけではありませんので、ご安心を。
相手に家庭がある場合は、身体の関係は持たない
すでにパートナー以外に気になる人がいるのならば、きっと会いたくてたまらないと思いますが、身体の関係は持ってはいけません。相手に家庭がある場合は、尚更です。
不倫とは、既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持った場合を指すため、仮にあなたが未婚であるなら、不倫をしたと言われるのは相手の方です。
あなたも既婚者ならばW不倫と言われます。
ちなみに不貞行為がなければ不倫にはならないため、身体の関係は持たないプラトニックな関係に留めておくべきです。
パートナーに同意を取った上で不倫する
なかなか承諾してくれる人はいないでしょうが、どうしても不倫をしたいならばパートナーに同意を取った上で不倫するのも一つの手です。
お互いに干渉をしない夫婦やお互いに気持ちが一切ない夫婦、パワーバランスが偏っている夫婦(力の強い方に弱い方は何も言えない)などのケースであれば公認不倫もありえます。
不倫とは違いますが、セックスレスでお悩みであれば、スワッピング(夫婦や恋人がそれぞれのパートナーを交換してセックスをする)もおすすめです。夫婦交換をすることで、嫉妬心が芽生え、改めてパートナーの大切さを痛感しセックスレスを解消できたという人は実は少なくないのです。
リスクを承知の上、障害のある恋を楽しもう
「好きになった人がたまたま既婚者だった」
「どうしようもないとき支えてくれたのはパートナーではなかった」
不倫の始まりは人それぞれですし、不倫によって救われた人だってきっといるはずです。不倫はバレさえしなければ、誰かを傷つけることにはなりません。
しかし、背負うリスクや代償はとても大きいです。不倫をする人は、リスクをしっかり理解し、全ての責任をとる覚悟を持ってからするべきです。
また、不倫は障害の多い恋です。“会いたいときに会えない”“周りにも話せない”そんなもどかしい関係だからこそ、より一層愛が募るのだと思いますが、不倫関係で『1番』を望んではいけません。普通の恋であれば、相手の1番大切な人になれますが、不倫では本夫・本妻・子供がいますから、1番になることは難しいです。
そのため「一緒になりたい」「今から会いたい」などのわがままは通用しませんし、ハマればハマるほど自分を苦しめるだけです。
長い付き合いを望まない、相手に期待しすぎない、依存しすぎない、ハマりすぎないことが不倫をする上で大切な心得です。