オナニーって最高に気持ち良いですよね。自分のツボは一番理解しているし、手軽だし…ネットで簡単にオカズが見つかるこの時代、本当にオナニーは手軽になりました。
しかし気をつけたいのがテクノブレイク、いわゆる自己欲情死です。聞いたことがある人は多いと思いますが、なんとなく都市伝説だと思われています。
日本でのテクノブレイクが原因と思われる死亡例の発生数を知っていますか?
なんと年間で数百件もあるんです。1日何度も自慰をしてしまう人、終わった後に頭がボ〜ッとしたり息苦しさを感じる人、特に気をつけてください。
今回は快感のために命を失う可能性のあるテクノブレイクについてお話ししていきます。
目次
最悪命を失う!?テクノブレイクとは
まずテクノブレイクとは、長時間や過度の自慰行為で性ホルモンが過剰分泌されてしまい、脳波に乱れが起きて身体に異常をきたすことです。
別名”自己欲情死”と呼ばれます。テクノブレイクという言葉が生まれたのはインターネットが普及してから、手軽にネットでエロ動画が見られたりしてオカズの供給に事欠かない環境がテクノブレイクを生み出したそうです。
都市伝説だと思っている人のために、怖い実話を教えます。
2010年宮城県に住んでいる男子高校生が死亡、検死の結果ホルモンの過剰分泌が確認されました。興奮状態が極度になったために脳波が乱れてしまい、その結果心肺停止に至ったというのです。
まだ高校生ですよ!?若くて、体力もあって基礎疾患のない男の子でもこの状態になってしまいます。テクノブレイクは死因としては記載されず、心不全・クモ膜下出血などと記載されることが多いようですが、原因はオナニーなんです。
テクノブレイクはなぜ起きるのか
なぜマスターベーションしすぎると死ぬのか。直接原因がオナニーではなく、射精の時にかかる心臓への負担や血圧の上昇が身体の異常を引き起こします。
男性は一回の射精で100メートルを全力疾走したくらいの体力を消費するそうです。心拍数が上がり血圧が上昇するので、それだけ心臓にダメージがきますよね。
数回なら心臓も耐えられますが、数十回になるとその負担はかなり大きくなり、その結果さまざまな異常を引き起こして最悪死にいたるんです。
テクノブレイクは誰にでも起こり得る?
宮城県の男子高校生の例があるので一概には言えませんが、健康な20〜30代の男性であれば10回程度のオナニーではテクノブレイクは起こらないと言われています。ただし基礎疾患があったり、大量の飲酒をしていると話は別。
まずオナニーをすると血圧が上昇しますよね?血管に大量の血液が流れてくるので、血管に負担がかかるんです。血管にすでに損傷がある人なら血管が破れてしまい、クモ膜下出血の原因になります。そのほか心臓が元々弱い人は心不全、心筋梗塞を起こすことも考えられるでしょう。
「俺は基礎疾患ないし大丈夫」って思いましたか?お酒を大量に飲んでからムラムラして自慰行為する人はマジで注意しましょう。お酒を飲むと血管が拡張して、血行がタダでさえ良くなります。そこにマスターベーションをしたら?さらに血液が循環してしまいますよね。血管はある程度伸縮しますが、限界があるので過度の血圧上昇に耐えられず破れれば死を招くんです。
- 基礎疾患がある(心臓系は特に注意)
- 大量にお酒を飲んだあと
この条件下で幾度にも及ぶ自慰行為をするとテクノブレイクのリスクが高まるので注意しましょう。
オナニーに限らず何事もやりすぎは禁物
似たような言葉で腹上死・性交死という言葉があります。セックスしている最中に死んでしまうというアレです。一人でしてるか相手がいるかの違いで、同じテクノブレイクですよね。
セックスにしろオナニーにしろ、気持ち良い加減というものがあります。健康を害すほど自慰行為をしたらもはやそれは人間ではなく、獣ですよね。
加減をして適度にやっていれば問題ありません。何事もやりすぎは禁物ってことです。
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オナニーが趣味の人のために!テクノブレイクしないためのポイント
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シラフの状態でオナニーする
自慰行為の前にお酒を飲むのは控えたほうが良いでしょう。特に1日数回は射精しないと満足できない人は、シラフでオナニーしてください。
血行を過剰に促進してしまうと、テクノブレイクの危険が高まってしまいます。
お酒はほどほどに、飲酒した後はお水を飲んで少し休んで酔いを覚ましてからにしましょう。
床オナニーは控える
ペニスを床に擦り付ける刺激の強い”床オナ”、体勢的にうつ伏せになるので心臓に負担がかかりやすいです。ずっとうつ伏せで擦り続けるのは血管に負担を与えてしまうのでやめたほうが良いでしょう。
また床オナは普通の自慰行為より刺激が強く興奮しやすいと言われているのでテクノブレイクのリスクが高いです。何度も床イキしないこと、可能なら通常の体勢のオナニーに直しましょう。ちなみに床オナは普通のセックスでイキづらくなるなどのデメリットもあるので、今後セックスも楽しみたいなら矯正してくださいね。
体調が良い日にオナニーする
なんだか体がだるいけど、オナニーはしておこう…というのはやめましょう。そもそも体調が悪い時は休むべきで、心臓に負担がかかる行為はすべきじゃないんです。
体の中では炎症や症状が出ている部分を修復しようとして、血液が患部に集まるようになっています。それなのに自慰してペニスに血液を集めた上、射精して心臓に負担をかけたら…いうまでもなくリスクが分かりますよね。
気持ち良いセルフプレジャーは良い体調から!健康管理をして、万全の体でオナニーしてくださいね。
寸止めオナニーはやめる
M気質の人は寸止めオナニーが好きな人も多いと思いますが、テクノブレイクのリスクが高まります。
射精を寸前で止めると血管に負担がかかるので、より血圧が急上昇しちゃうんです。
イキたい時はスパっ!と出す!
他の快感が欲しいならエネマグラでも使って、前立腺の開発をしたほうが体に良い可能性すらあります。
可能なら寸止めオナニーはやめておく、回数を減らすように心がけましょう。
オナニー依存症の人は性欲を発散できる趣味を見つける
1日に10回以上自慰行為をしてしまう人はオナニー依存症気味かもしれません。いきなり辞めるとストレスになって体にも悪いので、徐々に回数を減らすようにしましょう。
依存症の改善に効果的なのは代替行為をルーティンに加えることです。オナニーを1回減らす代わりに筋トレをするのはどうでしょうか?良い体になれる上に、性欲はスポーツで発散できるので自然と自慰行為の回数を減らすことができます。
性欲を我慢すると食欲が増す人がいるのですが、筋トレをすることで爆食いを抑えて太るのも防げますよ。
まとめ
自慰行為を愛してやまない男性とは切っても切れない問題テクノブレイク、その怖さと予防法が分かったでしょうか?
健康な状態の男性ならそうそう起こらないと言われていますが、飲酒やオナニーの回数、体調によっては死に至ることもあるので注意しましょう!
気持ち良いオナニーを楽しむためには、万全な体調で。今日の自慰行為は控えめにして、楽しみは明日にとっておけば良いのです。適度に楽しめば、勃起しなくなるまで永遠に楽しめるのがマスターベーション。
イクではなく逝くにならないよう、節度と自己管理をしてオナニーをしましょう!