アナニーという言葉を聞いたことがあるけど、どういう意味?
アナニーをやってみたいんだけど、どうすればいい?
アナニーという言葉を聞いて、どのようなプレイを想像するでしょうか。
アナニーはアナルを使ったオナニーのことで、性感帯として開発できればオナニーよりも快感を得られると言われています。
「オナニーを凌ぐ快感を得られる。」と聞いて、興味を持つ男女は多いですが、アナニーの欠点は開発が難しく、時間がかかってしまう点があります。
しかし、根気よくアナルを開発し続ければ、次第に快感が得られるようになって絶頂に達することができるでしょう。
今回は、アナニーの概要とアナニーのやり方について解説していきます。アナニーに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アナニーとは?
アナニーとは、アナルオナニーの略語でアナルを使ったオナニーのことを指します。
アナニーが広まったのは、とある本が販売されたことが大きなきっかけになります。その本の名前は「ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~」です。
これは男性がアナルを使ってオナニーするための指南書で、この本の番倍をきっかけに「アナニー」という言葉が使われるようになりました。
それまでは「アナニー=ゲイ」という印象でしたが、この本ではアナニーはゲイだけのものではないこと、ノンケの男性でもアナニーを楽しめることが紹介されていました。
現在では多くの男女にアナニーは認知され、オナニーの1つとしてその地位を確立しています。
男性も女性もアナニーを楽しめる
男性がアナニーできるようになると、「前立腺」と呼ばれる男性特有の器官が性感帯として活用できるようになります。
前立腺はもともと性感帯ではありませんが、アナニーによって前立腺を刺激し続けることで次第に性感帯へと変化していき、「メスイキ」と呼ばれる女性のオーガズムに似た快感を得ることが可能です。
また、前立腺は射精のように1回オーガズムに達すると時間を置く必要はありません。女性のように何度でも絶頂を迎えることができます。
そのため、男性の中にもアナニーをやってみたいと思う人は多いです。
女性の場合は前立腺のような器官がないため、男性と同じような快感を得ることはできません。しかし、アナニーによる開発が進むと、排便時の快感を得られるようになります。
そのため、男性も女性もアナニーを楽しむことが可能です。
アナニーとオナニーの同時責めは快感が倍増
アナニーで開発が進むと、アナニーとオナニーの同時責めが楽しめるようになります。
男性の場合だと前立腺を刺激しながら、ペニスを刺激するのです。前立腺の快感とペニスの快感が合わさって、普段のオナニーよりも何倍も快感が得られます。
女性の場合もアナルをバイブなどで刺激しながら、クリトリスや膣内を指で刺激すると凄まじい快感が得られるでしょう。
アナニーとオナニーを組み合わせると、おそらく今まで味わったことがない快感を味わえ、やみつきになってしまうのは間違いありません。
アナルはすぐに開発できるものではない
アナニーはそんなにすごいのか!すぐに開発したい!!
そう思ってアナニーを始める男女は多いです。
しかし、アナニーはやりたいと思い立った日に快感を得られるものではありません。
そもそもアナルに指やバイブを挿入すること自体が難しいですし、挿入できたとしてもアナルは開発まで時間がかかります。
時間がかかることを理解していないとアナニーにチャレンジしたものの挫折してしまう原因になりかねません。
アナニーで快感を得られるまでには時間がかかることは、しっかり理解しておいてください。
アナニーの準備と正しいやり方
アナニーをするためには、入念な準備と正しいやり方で行わなければいけません。
準備を怠ったり、正しいやり方をやらないと重大な事故につながる場合もあります。必ず必要な物を準備し、正しいやり方でアナニーにチャレンジしてみましょう。
アナニーで準備する物
アナニーで準備する物は以下の通りです。
- ローション
- タオル
- 指用コンドーム
- シリンジや浣腸
- ディルド
- エネマグラ(男性のみ)
アナルは体液を分泌する器官ではないので、アナニーする時はローションを必ず準備しましょう。普通のローションでも構いませんが、気になる人はアナル専用ローションを購入してください。
お風呂場以外でアナニーをする場合は、ローションや便によってベッドや布団が汚れる場合があります。タオルを敷いていれば、アナニーしてもベッドや布団が汚れる心配がありません。
アナルや直腸はデリケートなので、指についている雑菌から感染症を引き起こす場合があります。そのため、アナニーする時は指用コンドームを活用するようにしましょう。
アナニーする前に直腸内から便を取り除く必要があります。その時はシリンジや浣腸を使用して、便を取り除きましょう。
複数本の指がアナルに入るようになったら、ディルドを使ってアナニーしてみてください。指よりも刺激が強く、オーガズムに達しやすくなります。
ただし、ディルドは刺激が強いので、十分にアナニーに慣れた後に使用するようにしましょう。
男性であれば、前立腺を刺激する時はエネマグラを使用しましょう。
指だとうまく前立腺を刺激できませんが、エネマグラを使用すればPC筋に力を入れるだけで前立腺を刺激でき、オーガズムを味わえるようになります。
アナニーの準備
アナニーする時は、必ず指の爪を整えて直腸内を洗浄してください。
爪が伸びていると、爪によって腸内を傷つけてしまい、爪に存在する雑菌によって感染症を引き起こす可能性があります。そのため、爪はしっかり切っておきましょう。
爪を切ると鋭利に尖った部分ができやすくなるので、爪やすりで綺麗に整えることも忘れないようにしてください。
また、直腸内は事前に洗浄しておきましょう。直腸内に便があるとうまく刺激できませんし、アナニー中に便が漏れ出てしまって不衛生です。
アナニーする時はアナルからぬるま湯が入ったシリンジや浣腸を直腸内に注入し、便が直腸内に残らないようにしてください。
アナニーのやり方
準備が整ったら、いよいよアナニーをしていきます。
まずは、アナニーしやすい体位になりましょう。体位はM字開脚もしくは側臥位がおすすめです。
長時間アナニーしても疲れませんし、指などが非常に動かしやすい体位になっています。初心者なら側臥位からやってみましょう。
まずは、指用コンドームを着けた指にローションをたっぷり塗り、アナル周辺は円を描くようになぞってアナルを柔らかくしていきます。
何度もアナルをなぞって柔らかくなってきたら、今度は小指からゆっくりと挿入していきます。小指がスムーズに入るようになったら、人差し指⇒中指と指を太くしていきます。
中指が十分に入るようになったら、今度は小指+薬指⇒人差し指+中指と指2本が入るようにアナルを拡張していきます。
指2本が入るようになったら、第一段階は終了です。
今度はアダルトグッズを使って、アナニーしていきます。男性ならエネマグラ、女性ならディルドを使ってアナニーしていきましょう。
最初はあまり快感を得られないかもしれませんが、何度もチャレンジしていると次第に快感を得られるポイントを見つけられ、アナニーが楽しめるようになります。
アナニーは非常に時間がかかるので、すぐに開発できないことを肝に銘じて継続し続けましょう。
アナニーする時の注意点
アナニーする時の注意点としては、2つあります。
- 消毒した指やアダルトグッズを使用する
- 痛みを感じたらすぐに中止する
この2つです。
注意点1.消毒した指やアダルトグッズを使用する
アナニーする時は必ず消毒したアダルトグッズを使用するようにしてください。
消毒していない指やアダルトグッズをアナルに挿入してしまうと、感染症になってしまう危険性があります。必ずアナニーする時は指を消毒して、指用コンドームを着用しましょう。
また、アダルトグッズも空気中に晒されているので、どんな雑菌が繁殖しているか分かりません。そのため、使用する前にはアルコールや熱湯などで消毒するようにしましょう。
もちろん使用後もそのまま放置すると雑菌が繁殖してしまうので、使用後も必ず消毒して密閉できる容器に入れて保存してください。
注意点2.痛みを感じたら中止する
アナルや直腸はデリケートな部位なので、アダルトグッズを無理やり挿入したり、鋭利な物を挿入すると簡単に傷ついてしまいます。
アナルが傷ついてしまって出血したり、傷口から雑菌が入って感染症をひきおこるリスクがあるので、少しでも痛みを感じたら中止しましょう。
中止したらどの辺が傷ついているかを確認し、安静にしてください。2~3日経っても痛みが治まらなかったり、出血しているようなら医療機関を受診しましょう。
放置するのは一番危険なので、恥ずかしいとしても必ず医師の診察を受けるようにしてください。
アナニーで起こってしまう病気
アナニー初心者の頃は力加減が分からず、アナルや直腸を傷つけてしまうことが多いです。アナニー後に排便時に出血したり、腹痛を感じたりしたらすぐに医療機関を受診してください。
アナニーで起こってしまう病気は以下の2つが考えられます。
- 切れ痔
- 直腸炎
これらの病気になってしまうと治療までに時間がかかってしまうので、アナニーの時は力加減を調整し、衛生面に気を配るようにしてください。
病気1.切れ痔
アナルの痛みや出血がある場合は、切れ痔の疑いがあります。アナニー時に無理やり指やアダルトグッズを挿入してしまい、アナルが傷ついてしまったことが原因です。
出血が止まらない、アナルの痛みが長期間続くなら肛門科・肛門外科を受診してください。
病気2.直腸炎
腹痛や発熱が起きた場合は、直腸内が傷ついて直腸炎を引き起こしている可能性があります。
腹痛や発熱以外にも下痢や排便時の痛みなどが起きる場合もあるので、アナニー後にそういった症状があったらすぐに消化器外科や肛門外科を受診してください。
最後に
今回は、アナニーの概要とアナニーのやり方と注意点などについて解説しました。
アナニーをすれば男女共に普通のオナニーより何倍も快感を得られる可能性があります。
しかし、アナニーで快感を得られるまでには長い月日を経る必要があり、アナルや直腸内を傷つけて病気になるリスクも考えらます。
必ずそういったリスクを理解し、安全面・衛生面に配慮したアナニーをするように心がけてください。