背面騎乗位とはどんな体位？3種類のやり方解説

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背面騎乗位をAVで見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。

背面騎乗位とは、男性が仰向けになって、女性が男性に背を向けて騎乗位にて挿入する体位のことです。

男性は女性のお尻が見えるため視覚的に興奮し、女性はペニスがGスポットやポルチオを刺激してくれるため、大きな快感を得られます。

しかし、背面騎乗位を普段のセックスで行う人は少ないので、コツややり方を理解している人は多くありません。

そこで、今回は背面騎乗位の概要と痛くなりにくいコツ、やり方などを解説します。

これから背面騎乗位をやってみたい人は参考にしてみてください。

背面騎乗位とはどんな体位？

背面騎乗位（英語でReverse Cowgirl、リバースカウガール）は、男性が仰向けに寝た上に女性が背を向けてまたがって、ペニスを挿入する体位のことです。

騎乗位とは逆を向いて挿入するとイメージしてもらえば、分かりやすいかもしれません。

女性と男性が同じ方向を向くため座位や後背位に似た体位が多くありますが、背面騎乗位の特徴は男性が上半身を全く起こさずに完全に仰向けに寝ていることです。

背面騎乗位の特徴

背面騎乗位は男女が対面せずに行う体位です。

特に女性は目の前に何も無い上体で行うため、正常位と比較すると愛情を感じづらい一方で刺激や快感に集中しやすいというメリットも。

男性は普通の騎乗位と違って目の前に女性のお尻や挿入部分が見えるため、非常にエロく視覚的にも楽しめる体位となっています。

挿入部分が撮影しやすく、見た目がアクロバティックで激しく見えるという２つの点でAVで好んで使われる体位でもありますが、気持ちよさだけで言えば普通のカップルには楽しみづらい体位でもあります。

背面騎乗位がオススメなカップル

背面騎乗位はある程度挿入だけで楽しめるある程度お付き合いが長くなったカップルや、特別に盛り上がったワンナイトをする男女、経験豊富な男女に向いています。

愛情たっぷりのイチャイチャよりも、より本能に従って獣的に貪る様なセックスになるのが背面騎乗位です。

純粋にセックスそのものを楽しむ体位なので、ある程度体力があって日常的に運動をしている男女が楽しむと良いでしょう。

普段のセックスのレパートリーで背面騎乗位を取り入れるカップルは少ないので、背面騎乗位を取り入れるだけでマンネリ防止に役立つ効果もあります。

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背面騎乗位の種類

背面騎乗位には４つの種類があります。

１．月見茶臼（つきみちゃうす）

一般的な背面騎乗位のことを48手では「月見茶臼（つきみちゃうす）」と言います。

女性のお尻を月に見立てて、普通の騎乗位である「茶臼」の月見バージョンだから月見茶臼というわけですね。

女性が男性に背を向けて覆いかぶさり、挿入して女性主体で腰を動かします。

２．撞木ぞり（しゅもくぞり）

「撞木ぞり（しゅもくぞり）」は、背面騎乗位（月見茶臼）から女性が背中側に倒れる体位です。

女性は足を開きつま先でバランスを保ち、ブリッジの要領で身体を反らせたり、骨盤を前傾させるとやりやすいでしょう。

女性の体重を男性が支えなければならないため体力を使う体位ですが、アクロバティックで激しいセックスの演出に使える他、バックハグの様に密着できて精神的にも満足度が高く、他の背面騎乗位では難しい乳首責めやクリ責めなどの同時責めも可能な非常に使い勝手の良い体位です。

結合部を男女共に見れる天井に鏡があるラブホテルで試すと興奮度が増すのでオススメ。アクロバティックな体勢が視覚的にも刺激的なので、普通の鏡張りの部屋でも楽しめます。

挿入は浅めで、女性のお腹方向へ突く角度になるためGスポットを刺激しやすく、男性は裏筋への刺激が強くなり男女共に快感度合いも高い体位です。

背面騎乗位をした際はぜひ試してみて欲しいおすすめ体位です。

３．突き回し（つきまわし）

「突き回し（つきまわし）」は、通常の背面騎乗位（月見茶臼）から男性は上半身を起こして後ろに手をついて支え、女性は上半身を前に倒して四つん這いになる体位です。

女性より男性が腰を動かしやすくなるバック（後背位）に近い体位です。

挿入角度がお尻寄りを鋭く突く角度になるため、比較的奥まで入りやすく、「突き回し」という名前通り奥を突かれるのが好きな女性に好まれます。

月見茶臼で女性から責め、突き回しで男性から責め、また月見茶臼で女性から責める・・・といった女性主導での攻守交代ができる珍しい体位です。

４．〆込み錦（しめこみにしき）

「〆込み錦（しめこみにしき）」は男性が突き回しよりもさらに上体を起こし、女性が完全に伏せる体位です。

やや女性のお尻が浮いた状態になり挿入が浅くなり、男性は非常に動きづらいため、スローセックスやポリネシアンセックスの要領で激しく動かずにゆっくり動くのに適しています。

男性は上体を起こしながら足を真っ直ぐ伸ばす必要があるので、背中をベッドのヘッドボードや壁に当てて支えると楽になります。

男女共に動くのに疲れたときに、この体位でゆっくり動く気持ちよさを味わうのがオススメの使い方です。

背面騎乗位のやり方

ここからは、具体的な背面騎乗位のやり方をステップごとに解説していきます。

ステップ１：男性が仰向けに寝る

背面騎乗位は最初からやる体位では無く、途中に挟む体位です。移行しやすい体位には座位や後背位があります。

どちらの体位でも、男性は女性の脚の間に脚を開かずに伸ばすように差し込みましょう。

といった言葉で誘導するとスムーズです。

ステップ２．女性が背を向けて男性にまたがる

次に、女性にまたがってもらいます。

この際、女性がバランスを崩さない様に、男性は上半身を起こした状態で女性の腰をサポートしてあげます。

女性は男性の脚の両側に膝を突く様にまたがりましょう。

このタイミングが一番恥ずかしさがありますが、それもまた背面騎乗位の良い所です。

ステップ３．男性が挿入する

挿入は男性がやっても女性がやってもOKですが、基本的には女性が主導するのがオススメです。

そのままだとペニスが挿入しづらいことがあるので、その時は女性が前屈みになるのがコツ。

前屈みになっても女性が上手く挿入できない時は、男性が腰を浮かす、男性が手でペニスを誘導するなど女性のサポートをしてあげください。

背面騎乗位ではペニスが逆方向に反る形となるため、男性の勃起力が重要になってきます。

背面騎乗位をする前はお互いに十分に愛撫をして、しっかり勃起させてその状態をキープできるようにしておきましょう。

ステップ４．いつもよりもゆっくりめに動く

挿入したらペニスが膣に馴染むのを待ってから、ゆっくり動かすようにしましょう。

騎乗位とは異なる角度でペニスを挿入しているので、痛くなることがあります。その時はペニスを挿入する角度や深さを調整するか一度抜いて慣れた体位に戻しましょう。

慣れてきたら、女性主体で腰を上下に動かすか、前後に動かしましょう。

上下に動かすとGスポットやポルチオが同時に刺激され、前後に動かすとクリトリスが同時に刺激されます。

上下や前後に腰を動かす時は、そのままだとバランスがとりづらいので、前屈みになり男性の太ももに手を置くとバランスがとりやすくなります。

激しく動かす必要は全く無いので、ゆっくりと感触を楽しむ様に動かすのが背面騎乗位を楽しむコツです。

お尻フェチ男性に好まれるエロい動き方

背面騎乗位は、女性が主体になって腰を動かしていきます。

動き方によっては非常にエロいので、お尻フェチ男性が興奮するでしょう。

ここからは、お尻フェチ男性に好まれるエロい動き方について解説していきます。

エロい動き方１．前方に倒して上下に動かす

両腕を床について女性が上体を前方に倒して、上下に腰を動かすやり方があります。

女性は両腕を付いているので安定して腰を動かせますし、男性からは女性のお尻と結合部が丸見えになります。

視覚的に非常にエロいので、男性は間違いなく興奮するでしょう。

また、ペニスが膣壁に擦れるので、男性もイキやすくなるメリットがあります。

エロい動き方２．腰を前後に動かす

背面騎乗位で腰を動かしやすいのは、前後に腰を動かすやり方でしょう。

ペニスを根元まで挿入したまま前後に腰を動かすだけです。

女性が主体的に腰を動かしてくれているので、男性は「自分のために腰を動かしてくれている。」という満足感が得られます。

密着しているのであまり見えませんが、前後に動く時にお尻がぷるんぷるんと揺れるのはお尻フェチの男性の性欲をくすぐってくれるでしょう。

女性はペニスが根元まで挿入されているので、ポルチオを刺激してくれるのでピストンよりも気持ちいいと思う人も少なくありません。

エロい動き方３．円を描くように腰を動かす

上下のピストンや前後のグラインドに慣れてきたら、女性は円を描くように腰を動かしてみましょう。

膣がペニスによって押し広げられ、Gスポットなど膣壁にある性感帯を刺激してくれます。

また、円を描くように腰を動かすと、その独特の動きが男性にはエロく映し出されるでしょう。

AVでも興奮する腰の動き方として活用されているので、男性に試してみたら絶対にテンションが上がるはずです。

背面騎乗位をする時の注意点

背面騎乗位は様々なメリットがある体位ですが、注意点もあります。

これから背面騎乗位にチャレンジする人は、紹介する注意点に気を付けるようにしてください。

注意点１．挿入直後はゆっくり動く

背面騎乗位で挿入した直後は、ゆっくり動くようにしましょう。

挿入直後に激しく動くとペニスが抜けますし、変な角度で刺激されて男女共に痛くなる場合があります。

挿入直後は一旦動きを止めて、徐々にスピードを上げるようにしてください。

違和感があったら、その都度動きを止めてお互いに快感を得られるスピードや角度を調整しましょう。

注意点２．痛みがある場合は動かし方を変える

背面騎乗位で痛みがある場合は、動き方を変えてみましょう。

背面騎乗位という体位は、男性の場合はペニスが突っ張りやすく、女性の場合は挿入角度や深さを確認しづらいです。

痛みがある場合はすぐに動きを止め、挿入角度や深さ、腰の動かし方を変えていきましょう。

注意点３．動かし方のレパートリーを増やす

背面騎乗位は、動かし方のレパートリーが単調になりがちです。

多くの場合は腰を前後に動かすやり方だけをしてしまい、お互いに刺激に慣れてしまって快感を得づらくなりがち。

そういった場合は、先ほど紹介したように円を描くように腰を動かす、上下にピストンするなどのレパートリーを増やしてみましょう。

また、撞木反りや突き回しなどの体位に挑戦してみると、さらに背面騎乗位が楽しめるはずです。

背面騎乗位がもっと楽しめるテクニック

１．女性が自分で触る

女性限定のテクニックになってしまいますが、背面騎乗位は自慰行為とのコラボが可能です。

背面騎乗位であれば腰を動かす時に両手を使わなくても動かせるので、空いている手で乳首やクリトリスを刺激してみましょう。ペニスの快感とクリトリスの刺激が相まって、非常に気持ちよくなれます。

さらに刺激を強めたいなら、ローターやクリ吸引バイブ等の大人のおもちゃを使って刺激してみてもいいでしょう。

また、自慰行為とコラボすることで快感以外のメリットもあります。それは、中イキしやすくなるということです。クリトリスを刺激するとクリイキしやすくなりますが、このクリイキが中イキを誘発する場合があります。そのため、中イキを体験してみたい女性は、背面騎乗位中にクリトリスを刺激するようにしましょう。

背面騎乗位に慣れてきたら、ぜひ自慰行為とのコラボをやってみてください。

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２．動くのに疲れた場合はコレ！

普段運動をしていない、体力があまりない女性は騎乗位や背面騎乗位をすると１分も持たずにバテてしまうでしょう。

セックスはパンパン！と激しくピストンする物だと思われがちですが、実はそんなことはありません。ゆ〜っくりと動いたとしてもちゃんと性的に興奮していればイク事はできるので、慌てずにゆ〜っくりと動くことを意識してみましょう。その際には、喘ぎ声や深い吐息、自分自身を存分に快感を楽しんでいる様子を男性に見せてあげるのがコツ。

もっとも、大腿筋や腹筋、背筋、三角筋など運動をしないと使わない筋肉を使って身体を支える体位なので、すぐ疲れてしまうかも。

そんなときにオススメなのが「撞木ぞり」や「突き回し」、「〆込み錦」といった女性が上半身を前傾/後傾させる体位です。背面騎乗位の女性主導という良さは失われず、完全に身体を男性にあずけてしまえる体位なので、疲れづらく長く楽しむことができますよ。

最後に

今回は、背面騎乗位の概要とやり方、男性に好まれるエロい動き方などを解説しました。

正常位・バック・騎乗位とワンパターンになりがちな単調なセックスに背面騎乗位を加え、より楽しめるセックスにしていきましょう。

中イキしてみたい女性や尻フェチの男性は、メリットしかない体位なので、ぜひ挑戦してみてください。