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乳首を愛撫する前に・・・その触り方痛くない?乳首の構造と痛みの原因とは

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乳首の愛撫はセックスを楽しむ上で欠かせないプレイの一つと言えます。男性であれば女性の乳首を舐めたり、摘んだりすることを楽しみながらセックスをする方も多いでしょう。

しかし、触り方が間違っていたり、強くいじり過ぎてしまうと痛みの原因になってしまいます。せっかくの楽しいセックスも、痛みを感じてしまえば台無しでしょう。

そのようなことにならないためには、乳首の構造痛みの原因について理解しておかなければなりません。そこで、今回はそれぞれについて詳しく解説して行きます。乳首の愛撫が上手くいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。

乳首の愛撫をする前に、乳首の事を知っておこう

乳首の愛撫についてお話しする前に、まずは乳首の構造について理解しておく必要があるでしょう。

そもそも乳首とは?

乳首乳頭ニップル(nipple)とも言われ、男女とも備わっている器官です。周りには乳輪があり、おっぱい(乳房)と言えば「乳首」と「乳輪」をセットにして言うものですよね。

本来の生殖器官としての機能は授乳にあります。出産後の女性は乳汁を乳首から分泌することで赤ちゃんに授乳するというわけ。

しかし、生殖器官として機能しているのは女性だけですよね。男女に関わらずある役割が外性器としての役割です。乳首が性感帯な人はとても多いため、乳首を上手に愛撫することは質の高い性行為のために重要なんです。

乳首の構造

そもそも、乳首を愛撫するとなぜ快感を感じるのかご存知でしょうか。

生殖器官として乳管と乳口がある

乳汁を分泌するために、乳腺から伸びた乳管につながる、乳汁の出口である乳口が乳首には分布しています。

よく尿道のように乳口は乳頭の頂点に1つしか無いと勘違いしていることがありますが、実際は複数の乳口があるのが普通で片方で10程度の乳口があります。授乳時には何個からおっぱいが出てくるか、乳管の開口数を調べるなんて事も行われます。

こうした生殖器官としての性質と同時に、「感じる」ための外性器として乳首には多くの感覚神経が密集しています。

外性器として乳首には感覚神経が密集している

乳首で快感を感じるのはペニスクリトリスなどの性感帯と同じように多くの感覚神経が密集しているからです。

密集している感覚神経には4つの種類があり、感じやすい刺激で役割分担をしています。

マイスネル小体(マイスナー小体)、クラウゼ小体(クラウゼ終球)

マイスネル小体(マイスナー小体)やクラウゼ小体(クラウゼ終球)は浅い場所にある感覚神経で鋭い刺激に反応します。通常の乳首への愛撫ではマイスネル小体への刺激が最も重要です。

素早さに反応するため、乳首を指で弾くような愛撫をすると刺激を与えることができるでしょう。必ずしも強さが必要なのではなく、素早さ(1秒間に5回〜40回程度)が重要なため軽いタッチで刺激してあげると良いでしょう。

メルケル触盤

メルケル触盤はとても浅い場所にある感覚神経で圧力(垂直方向の変化)に反応します。

優しく乳首をつまんでみたり軽く甘噛みをしたりすることでメルケル触盤を刺激することができます。強く吸ったりしなくとも刺激することができるため、優しく指でなぞるように触るフェザータッチや、乳輪の乳首に触れるか触れないかギリギリの所を舌で舐めるというのも効果的です。

パチニ小体

パチニ小体は深い場所にある感覚神経で皮膚の圧変化や振動など広い面積で繰り返す刺激に反応する役割を持っています。バイブローターなどを乳首に当てて1秒間に60回以上の振動を与えることで刺激することができます。

ルフィニ終末

ルフィニ終末は深い場所にある感覚神経で広い面積の圧迫や引っ張り(横ずれ)に反応します。乳首を全体的に挟んだり、痛みが無ければ少し乳首を引っ張ると刺激することができるでしょう。

乳首への愛撫が痛い原因と対策方法

生殖器官としての役割がある乳首、当然それだけデリケートな部位であるわけですから乱暴に扱えば痛みを感じる(=危険を知らせる)ことがあります。

全身に触覚を感じる場所は50万点あるのに対し、痛覚を感じる場所は200万点もあることからもいかに痛みを避けて触るかがとても大切であるということがわかりますよね。

乳首への愛撫が痛い原因

乳首の愛撫が痛いのは、様々な原因が存在しています。なぜ痛みを感じるのかを分析し、改善することでお相手の感度を高めることができるでしょう。以下では乳首の愛撫が痛い原因について具体的に解説していきます。

乳首を強くいじりすぎている

まず乳首への愛撫が痛い原因として考えられるのは、強くいじりすぎているということです。

乳首を吸いすぎているというのも、痛みの原因となる場合があります。乳首を吸う際には舌を使うことなどと並行して行ったり、吸いすぎないことを意識すると良いでしょう。口で愛撫する際には、相手の乳首に歯が当たってしまう場合もあります。たまに甘噛みするように優しく噛んであげれば喜ぶ相手もいますが、できるだけ歯は使わない方が良いでしょう。乳首に歯が当たっていないか注意しながら愛撫してあげるようにしましょう。

気持ちが高まってくると、愛撫する際にも強くなりがちになります。しかし、乳首を愛撫する際にはフェザータッチが基本であり、優しく触ったり舐めたりしてあげることが最も重要です。ついつい強く触ってしまうという方は、あらかじめ優しく触ることを意識して愛撫することが大切でしょう。

乳首が擦れてしまっている

いくら優しく触っても、潤滑が不十分な状態で乳首を愛撫してしまっては痛くなってしまいます。

乳首は膣などと違い粘膜ではありませんが、亀頭と同じように最も肌が弱い部分です。十分な潤滑無しに摩擦するとすぐに痛くなってしまいます。

指で触れた時に乾燥しているなと感じた場合なるべく早く口での愛撫に移行し、唾液で潤滑してあげると良いでしょう。

乳首が負傷してしまっている

すでに乳首が負傷してしまっており、軽い刺激でも痛みを感じる状態になってしまっていることもあります。

唾液で潤滑したり、できるだけ優しく触れても痛い様であれば既に乳首が軽いけがをしている様な状態かもしれません。

そうした場合は、乳首への愛撫を止めておきできるだけ触れないようにしましょう。悪化すると炎症を起こし、最悪の場合病院で見てもらわなければならなくなるかもしれません。

お相手の体質

身体の事であれば当然体質によって痛みを感じやすいということもあります。

負傷しているわけでもなく、潤滑も十分にして優しく触れているのにいつも痛みがある様であれば体質的に肌が弱く、乳首の刺激に弱いのかもしれません。

乳首へ愛撫をしてあげたいと思う気持ちもわかりますが、無理強いはせずに諦める事も必要です。痛みを感じない範囲でできるだけ短時間、優しく、十分に潤滑して乳首の愛撫を行い、慣れていく事も提案してみてくださいね。

それでも痛みを感じてしまう場合の対策

どれだけ優しく愛撫することを意識しても、痛みを与えてしまう場合もあるでしょう。そのような際にはどうすれば良いのでしょうか。以下では、そのような場合の対策について解説して行きます。

ローションを使う

愛撫でどうしても痛みを感じてしまう場合には、ローションを使うのも一つの方法です。ローションは唾液よりも滑りがよくなるため、口で愛撫するよりも触り心地が良くなる場合もあります。

愛撫で痛みを感じる場合、乳首が乾き過ぎているということもあるため、ローションを使用することによって痛みを軽減できる可能性もあるでしょう。ただし、人によってはローション自体を嫌がったり、ローションを使っても痛みを感じる方もいるため、相手に合わせて使用するかどうかを決めることが大切です。

最近では食べることができる美味しいローション、ラブシロップというのも販売されています。

乳首以外を愛撫する

どうしても乳首の愛撫で痛みを感じてしまう場合には、それ以外の部位を愛撫するようにしましょう。乳首に少しでも触れられると痛みを感じてしまう方もいます。そのような方であれば、あえて乳首を愛撫するのではなく、首や背中など、その他の部分を愛撫する方が賢明でしょう。

また、愛撫されるよりも挿入したいという人もいるので、そのお相手に応じたセックスを行うことが大切です。セックスは必ずしも乳首を愛撫しなければならないというわけではありません。お相手によってもその特徴は異なっているので、相手に合わせたプレイを心がけると良いでしょう。

乳首を上手に愛撫する方法

乳首を愛撫する際には以下のようなポイントがあります。それぞれについてあらかじめ把握しておき、お相手を気持ちよくできるように愛撫してあげましょう。

事前準備はしっかりと怠り無く

乳首を愛撫する際には以下のことに注意が必要です。いずれもセックスにおいては基本と言える事項ばかりですので、しっかりとおさえるようにしましょう。

愛撫する際はフェザータッチを意識する

乳首を愛撫する際には、触れるか触れないかくらいのフェザータッチを行うことが大切です。羽毛を触るような優しい触り方を行うため、このような呼ばれ方をされています。

フェザータッチを行えば、お相手を焦らすことができ快感を増幅させることが可能です。フェザータッチである程度焦らしてあげた後に、乳首を愛撫してあげるようにしましょう。

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爪を切っておく

爪が伸びている状態で乳首を愛撫すれば、乳首が傷ついてしまう可能性があります。せっかく盛り上がった雰囲気も、痛みを与えてしまえば台無しになるでしょう。

このようなことにならないためにも、セックスする前には爪が伸びているかどうかを入念にチェックする必要があります。もし指を横から見た際に指の先端から爪が出ている場合は切らなければなりません。事前にチェックしておくようにしましょう。

乳首の愛撫は周囲からじっくりと時間をかけて行う

男性向けのAVなどでは愛撫が激しいことや女性を乱暴に扱っているような場面がよく見られます。そのため、経験が少ない男性は勘違いしてしまいがちですが、決して激しい愛撫をすれば良いというわけではありません。

女性によって多少の違いがあるものの、「激しめの愛撫」よりも「じっくり時間をかけて行う愛撫」の方が女性は気持ちよく感じる傾向にあります。相手の女性により気持ちよくなってもらうためにも、丁寧に舐めたり優しく触ってあげることが非常に大切なのです。この事は女性だけでなく当然男性の乳首を愛撫する時にも言えることです。

乳首を愛撫する際には、いきなり乳首そのものを触るのではなくその周辺から愛撫するようにしましょう。バストを優しく揉んであげたり、乳輪を指でなぞってあげれば女性も喜びます。このように、少し焦らすような触り方をしてあげた方が、乳首だけを愛撫するよりも快感を与えることができるでしょう。

はじめは服の上から乳首を愛撫する

中には乳首を直接愛撫しても感じにくい方や痛みを感じる方もいます。そのような時は、服の上から乳首を愛撫するのも良いでしょう。服の上から触ることで、直に愛撫するよりも刺激を抑えることができます。

また、相手を焦らす効果もあり、ゆっくりと攻めることでより性感を高めて気持ちよくさせることが可能です。

愛撫する際にはじっくり時間をかけて行うことが大切になるため、焦らずに相手を気持ちよくしてあげましょう。

口と手の両方を使うことを忘れない

乳首を愛撫する際には口と手の両方を使うことが大切です。どちらかだけで愛撫していると刺激に緩急をつけることが出来ず、相手にも十分な快感を与えることが出来ません。

もし、ずっと同じように舐めていたり、いじってばかりだとお相手も飽きてしまいます。セックスはリズムも大切ですので、一定のプレイのみをするのではなく適宜変化をつけると良いでしょう。舌で舐めた後には指でいじってあげるなど、手と口の双方を活用して愛撫してあげることがポイントになります。そうすることで、お相手も飽きずにプレイを楽しめるのです。

また、唾液によって触感が変わりお相手をより興奮させることができる効果もあります。そのため、乳首を愛撫する時は口と手の両方を使うことを忘れないようにしましょう。

女性に痛くないか尋ねながら愛撫する

少数ですが、中には乳首を触られたり舐められたりすることを嫌がる人もいます。中には少し触れただけで痛みを感じるという人も存在しているのです。そのため、セックスの最中にもお相手とコミュニケーションを取りながら愛撫するのが良いでしょう。

「痛くない?」
「気持ちいい?」

など、相手を気遣いながら愛撫すれば痛みを感じさせる事もないでしょう。また、より気持ち良いと感じるポイントが分かったり、どれくらいの強さで愛撫すれば良いのかということも把握しやすいです。お相手にとっても気遣いの優しさが伝われば嬉しく思うでしょう。

このように、相手が痛みを感じていないか不安な方はその都度確認しながら愛撫するというのも選択肢の一つであると言えます。

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まとめ

乳首を愛撫することで男女関係なく快感を高めることができます。しかし、それだけ敏感な部位であるため、快感と同時に痛みを感じやすいということもしっかりとおさえておく必要があるでしょう。

上記のことを参考にし、お相手が痛がらないような愛撫を心がけることが大切です。相手のことをしっかりと思いやり、お互いが気持ち良いセックスができるように工夫しましょう。

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