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セックスで上手く挿入するコツとは?入らない時の対処法、失敗しづらい入れ方解説

女性ライター陣

20代〜40代の性経験豊富な女性ライター陣。 ワンナイトラブやセフレなどの豊富な性経験だけでなくDVや不倫など様々な経験をしてきた女性ライター達があなたのお役に立てるよう書き上げます。

セックスは性欲を発散させるだけでなく、愛情を確かめ合う素敵な行為ですよね。

セックスがなくても…なんて聞くこともありますが、パートナーとのセックスライフを重要視する人は多いです。

とはいえ、実際には上手く挿入できないことでセックスを思うように楽しめないというカップルも多いです。

そこで今回は、挿入が上手くできない理由と失敗しづらい挿入方法の解説、痛みを伴う際の対処法などをご紹介します。

挿入の苦痛を快感へ変えたい人は、性別関わらず、ぜひ参考にしてみてくださいね。

上手く挿入できないっておかしいの!?

どれくらいの人が挿入時に悩んだことがあるのか、18〜50代の男女300名にセックスの挿入に関してのアンケートを実施しました。

セックスで上手く挿入できなかったことはありますか?

あると答えた人の回答

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彼女が狭いのか俺がでかいのか…スムーズとは言えない

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自分のテクニック不足なのか…自信がなくなり今はもうしなくなりました

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相手が痛がり、もたもたしているうちに自分のがダメになるって連鎖

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出産後から痛みを生じるようになり…いつもゆっくりしてもらってます

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あまり濡れない体質なのと緊張しいなのもあり…やりたくないです…

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私からやってと言われると挿れ方が分からず、上手くいきません

ないと答えた人の回答

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若い頃はあったと思うけど、それは当然のことだとして…記憶にないです

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とりあえず濡れていれば誰でも入ると思うけど?

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女性から不満を言われたことがないので

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いつもパートナー任せなので、特に考えたこともなかった

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うまいとか下手とか意識してないだけかもしれません

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脱処女したときも、なんかスムーズだったので

調査概要
調査対象性行為経験者
調査方法インターネットによる任意回答
調査人数18〜50代の男女300人(男性150人:女性150人)

男性・女性ともに半数以上の人が、上手く挿入できなったことがあると答えており、多くの人が口には出さなくても不満を抱えていそうですね。

男女比で言うと、あると答えた割合が女性の方が多く痛みを感じる・濡れにくいとの声や騎乗位での上手な挿入方法が分からないとの声が目立ちました。

セックスしたいのに挿入が上手くいかない原因

悩んでいるだけでは何も解決しません。

まずは、セックス時の挿入が上手くいかない原因から見ていきましょう。

不安や緊張を感じているから

大事な発表前にお腹が痛くなったり、手足に汗をかいたりと体に反応が出るように、心と身体は連動しています。

挿入時も同じで、恐怖心や不安を抱えていたり、緊張をしていたりすると身体がこわばってしまい、上手く入らないことがあります。

具体的には、男性は勃起しにくくなり、女性は膣の入り口が硬くなったり濡れにくくなります。

罪悪感を持っているから

セックスは愛を育む素敵なもの、子供を作るための神聖なもの、欲求を解消するためのもの、などセックスに対するイメージは人それぞれ異なりますが、中には過去のトラウマや教育現場でタブー視されている影響か

「セックスは悪いもの、汚いもの」といった考えを持っている人もいます。

愛する人と愛を育みたいと思う一方で、いざそのときになると“怖い”“自分は悪いことをしている”という意識が強くなってしまい、拒んでしまったり、体が硬直してしまったりする人もいます。

処女・セカンドバージンだから

個人差はありますが、処女やセカンドバージンは、定期的にセックスをしている人よりも痛みを感じやすいと言われています。

膣の入り口には、処女膜という非常に薄い粘膜のヒダがあり、初めてセックスを行う場合や久しぶりにセックスをする場合には、ひだが損傷し、粘膜が破けるため強い痛みを伴う場合があります。

その痛みから挿入がスムーズにいかないことは、稀ではありません。

ちなみに処女膜の形や厚さには個人差があり、生まれつき処女膜を形成している組織が分厚くて硬い「処女膜強靭症」の人は、性交渉時に強烈な痛みを伴います。

膣の濡れが足りていない

膣の濡れが十分でなく、乾いている状態での挿入は難しいです。

摩擦でお互いに痛みを感じますし、入らない・濡れないことで焦ってしまうなど悪循環に陥ります。

体質的に濡れにくい人もいますが、緊張の影響やパートナーの前戯にかける時間が短い・刺激する場所が間違っているといった場合がほとんど。

「自分のせいだと」責任を感じてしまう女性は多いですが、そんなことはありません。濡れにくいときは、一人の責任というわけでなく二人で解決法を導きましょう。

勃起が十分でないから

意外とスルーされがちなのが、勃起が十分でないということ。

男性の硬度不足は、挿入が上手くいかない原因の一つに十分なりえます。

緊張や疲れ、ストレスなどの心理的原因の他に加齢や病気などの身体的な原因も考えられます。

自信喪失からEDになってしまうこともあるので、相手を責めるような思いやりのない発言に注意しましょう。

コンドームED

避妊や性感染症予防として大切なコンドームですが、中にはコンドームが原因で萎えてしまう人もいます。

コンドームを着けることへの違和感や装着時の失敗などからトラウマやプレッシャーを感じ、コンドームに対して苦手意識を感じてしまうのです。

また、コンドームを着けることで刺激を感じにくくなり「イケないかもしれない…」と不安になり、上手くいかないという人は少なくありません。

ペニスが上手く入らないときの対処法8選

ペニスが上手く入らないときの対処法を8つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.リラックスできる空間作り

緊張や不安を抱えている場合は、とにかくリラックスすることが大切です。

他の部屋とはいえ家族がいる状態では落ち着けない人もいますから、普段自分たち以外にも人がいる家でセックスをしようとしているのならば、ホテルを利用するのがおすすめ。

また、明るい部屋が苦手な女性は多いですので、薄暗くライトを調節することも大切です。

ムードや雰囲気をあまりにも作り込みすぎてしまうと、それがプレッシャーにもなりかねませんので、楽しい会話を中心にクスッと笑えるような和む雰囲気を心がけるといいでしょう。

また「あなただからしたい」「ずっと一緒にいたい」など、前向きかつ自信が湧いてくるような言葉を伝えると不安が緩和されるので◎。

2.セックス以外のスキンシップを増やす

画像の人物と本文は一切関係ありません

挿入が上手くいかないときは一旦ストップして、笑い話をしたり、ハグやキス、くすぐり合いっこをしてみましょう。

重いムードが解消され、緊張感や不安がすっと和らいでいきますよ。

身体のこわばりや血行も良くなるので、ムードや流れが途切れてしまったとしても、より愛し合いたい気持ちが芽生えますし、心身ともにコンディションが良くなるのでおすすめです。

3.入浴で身体を温める

関係ないように感じますが、挿入前に入浴で身体を温めるのは、効果的だと言われています。

身体を温めることでリラックス効果も得られますし、下半身の血行を良くすることで女性は濡れやすくなり、男性なら勃ちやすくなるからです。

また、身体がほぐれるので足や腰も動かしやすくなり、挿入のしやすさもアップ。

4.まずは指で膣を広げる

濡れてきたからといって指入れをせずに挿入しようとしていませんか?

特にまだセックスに慣れていない女性は、膣口が狭いですから、まずは指で膣口を優しくほぐすことから始めましょう。

まずは、指1本で少しずつ膣口を広げていき、指2本が楽に入るまでは、挿入時に痛みを伴いやすいので、挿入よりも膣口を広げることを優先しましょう。

5.前戯は時間をかけて行う

愛液が垂れるくらいまで濡らしてから挿入するのがベストです。そのためには、焦らずに時間をかけて前戯を行いましょう。

ずっと同じ場所を責めていると赤みや痛みが出てしまうので、陰部だけでなく、胸、乳首、耳の裏や首筋、背中や太ももなど、全身の性感帯をまんべんなく刺激しましょう。

また、男性から女性にするだけでなく、女性から男性へも積極的に行うと男性の萎え防止にもなるので、お互いに協力し合うことが重要です。

フェラをしていると自然と濡れてくるという女性も多いですよ。

6.潤滑ゼリーを使う

体調や精神状態によって、お互いに頑張ってみても濡れ具合がイマイチ…と、いうときもあります。そんなときは、我慢せずに潤滑ゼリーを使用して滑りを良くするのも手です。

ちなみに潤滑ゼリーとローションは、別物なので要注意。

ローションは、膣以外の全身に塗って楽しむもので、潤滑ゼリーは、膣内が濡れにくい場合などに性交痛を和らげるときに使います。

膣内に入れるものですので、安全性や成分にも気をつけてアイテムを選びましょう。また、潤滑ゼリーが多く塗布されているコンドームを選んでみるのもいいですね。

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7.お酒を飲みすぎない

適度なお酒は、リラックス効果があるのでガチガチに緊張しているときには有効ですが、飲みすぎてしまうとアルコールの影響で勃起中枢が抑制され、勃ちにくくなるので、お酒の飲みすぎはNGです。

8.ときには断ることも大切

疲れていて勃起しにくいとき痛みを感じて中断してほしいときは、素直に相手に伝える・断ることも大切です。

我慢したところでスムーズに挿入が進むわけではありませんからね。

また、セックスに対して罪悪感を感じる人もいるかもしれませんが、愛する人とのセックスはコミュニケーションの一つであり、決して悪いことではありません。

相手の前で裸になる恥ずかしさから、やましいことだと感じる人もいますが、恥ずかしいのは皆一緒です。羞恥心と罪悪感は全くの別物ですから、自分を責めずにセックスを楽しみましょう。

愛する人とのセックスは、お互いが幸せになるための行為として考えていきたいですね。

痛くない&失敗しづらい挿入方法とコツを解説

では、ここからは上手く挿入するためのコツと痛みがなく失敗しにくい挿入方法をご紹介します。

順番だけでなく、男女それぞれのワンポイントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.シャワー・歯磨き

身体の汚れやニオイを落とし、清潔な状態にするのは相手へのエチケットとして当然のこと。もちろん相手のためだけでなく、自分のニオイが気になってしまいセックスに集中できないということもありますからね。

また、身体だけでなく歯磨きも済ませておきましょう。

セックスに慣れている同士であれば、ささっとシャワーで済ませた方が流れもスムーズですが、緊張感が強い場合や濡れにくい場合には、しっかり身体を温めるのがおすすめです。

lady’sポイント

女性が髪の毛まで洗って乾かすとなると、かなり時間がかかってしまうので、髪の毛は手直しするくらいにしておきましょう。
フィルムタイプのマスカラやアイライナーを使用している人は、湿気でメイクが落ちやすいので、洗面台にメイクポーチを準備しておくと◎。
グロスのベタベタ感が嫌いな男性は多いので、唇の保湿は色付きのリップクリームくらいがちょうどいいです。

2.前戯で雰囲気を作る

すぐに陰部を触るのは、お互いにNG。まずは、ハグやキスをして気持ちを盛り上げましょう。

キスは、軽めのキスから入り、除々に舌を絡めたり吸ったりして除々に濃厚にしていきましょう。

男性だけでなく女性からも積極的にして大丈夫です。キスの激しさに合わせて、身体を撫でたり、性感帯を触ったりと変化をつけましょう。

触るときは、最初は服の上から触り、次第に素肌に移り、脱がす流れが自然です。

ポイント

前戯をスタートする前には電気を暗くしておきましょう。
男性がシャワーを浴びている間に女性が好みの明るさにしておくのがいいかもしれませんね。
恥ずかしいからといって真っ暗にしてはいけません。
挿入口も見にくくなりますし、視覚的効果が働きませんので、間接照明くらいの明かりが◎。

3.陰部へのアプローチを

もうこの時点でお互いの陰部に反応があるのが理想です。

濡らすために触る・勃たせるために触るという考えではなく、更に気持ちよくするという気持ちでおさわりしましょう。

しっかり時間をかけて、女性の愛液が膣から垂れるくらい濡れるまで行いましょう。

手よりも舌の方がソフトに攻められるので、先に舌(クンニ)から始めましょう。刺激の弱い大陰唇→小陰唇→膣→一番刺激が強いクリトリスの順番で舐めていきます。

男性が顔を上げ、クンニされ終わったなと思ったタイミングで、女性から男性へフェラのお時間です。(もちろんクンニの最中で69へ持っていっても大丈夫です。)

裏筋や竿を舐めあげてから、カリ裏、亀頭へ。先端へいくにつれ敏感になるので、基本は下から上へ、遠くから近くへと意識して舐めるといいですね。どの部分も痛みを感じやすいので、優しく歯が当たらないように注意しましょう。

お互い舌でのアプローチが終わったら、次は手を使っての愛撫です。

AVでは、指を2本もしくは3本入れて激しくやっていますが、それはあくまでも男性の視覚的効果を狙って、無理やりしているだけで女性は嬉しくありません。

今、挿入が上手くできないと悩んでいるということは、指1本でさえ入るか入らないかという女性が多いかもしれませんし、あくまでも優しくゆっくり丁寧に!

手のひらを上に向けて人差し指もしくは中指を入れていきます。1cm進むたびに痛みがないか確認しながら、奥へ入れていきましょう。

男性が望むのならば、そのあと手でペニスをしごいてもいいですが、フェラをしている途中で、手を使って同時にしごく方が流れ的にもスムーズです。

men’sポイント

中にはクンニに抵抗がある女性もいるので、相手の反応を見ながら進めていきましょう。

クンニの時間は平均4分と言われていますが、ほとんどの女性が短いと感じており、濡れが足りない原因にもなっていますので、10分くらいを目安にすると良いでしょう。
(フェラは、口を大きく開けるため負担が大きいです。女性の方が短いのは当然なので、見返りを求めずに奉仕することが大切)

唇で挟んだり、吸ったり、強弱をつけたり、キスしたりと女性が飽きない工夫をしましょう。わざと音が出るようにすると女性は興奮しやすいです。

lady’sポイント

まだセックスに慣れていないという女性は、流れは男性に任せて大丈夫です。

慣れてきたらでいいので、女性からも動いたり進んでフェラしたり触ったりすると、とても喜ばれますよ。

また、男性は視覚的効果に弱いので上目遣いで舐めたり、男性の陰部をよだれでビチョビチョにしたり、セクシーな下着を身に付けると、より男性を興奮させることができます。

4.コンドームを着ける

挿入の準備がお互いに出来たら、コンドームを着けます。

ギンギンに硬い状態の方が装着しやすいし、挿入前に萎えてしまったら元も子もないので、挿入の直前に着用するのがベストです。

コンドームには裏表があり、取っ手のような精液だまりがある方が表です。袋から出したら亀頭の先端に乗せて、巻き上げられたゴムの輪っかを竿に沿って下げていきます。

men’sポイント

女性に言われなくとも、コンドームはエチケットですから自ら付けるようにしましょう。

また、1度失敗したコンドームは使用できないので、心配な方は予備も用意しておくといいでしょう。

根元で毛が絡まないよう陰毛を手で抑えるか、毛を上に流しておくとスムーズです。精液溜まりに空気が入ってしまうと破れる原因になるので注意しましょう。

lady’sポイント

コンドームを着用するよりも生でセックスしたいと考える男性は多いです。

何かと理由をつけて生で挿入しようとしてくる男性もいますが、コンドームがない場合は断る勇気を持ちましょう。

コンドームは、性感染症の予防や避妊対策など女性の体を守るために必要なものです。よく安全日だから大丈夫と聞きますが、あくまでも、他の日よりはできにくいだけの話で赤ちゃんができないわけではありませんので注意しましょう。

5.いざ挿入

画像の人物と本文は一切関係ありません

挿入が上手くいかないとお悩みの方におすすめなのが“正常位”です。正常位は、最もポピュラーであり、女性人気が高い体位でもあります。

女性が仰向けになりM字に脚を開き、男性はその間に入り、挿入をするわけですが、このとき男性はスムーズに挿入ができるように腰を低く下げましょう。腰が浮いてしまうと、膣とペニスに距離ができてしまい、挿入が難しくなります。

基本的に十分濡れていれば、膣口にペニスの先をあて体重をゆっくりかけるだけでも奥へ入っていくものですが、膣口の硬さや角度、ペニスの硬度によっては入りにくいと感じるかもしれません。

膣は身体に対して平行ではなく、やや下向きになっています。一方でペニスは斜め上へ反り立つような形なので真っ直ぐに挿入しようとしても上手く入っていきません。ペニスの根本を支えながら斜め下45度を意識して、こするように入れるとスムーズに入りやすいです。

挿入角度

一気に入れずに女性が痛がっていないか確認しながらゆっくりと入れましょうね。

men’sポイント

挿入は、突く・入れるというイメージではなく、膣や膣壁に沿わせるイメージの方がスムーズにいきやすいのでおすすめ!

根本まで挿入できたら、すぐにピストン運動をしたい気持ちは分かりますが、一度止まって膣とペニスの一体感を楽しみましょう。

また、正常位が人気の理由は密着度が高く、愛情を感じやすい点なので、余裕があればキスやおっぱいを触ると喜ばれますし、膣から愛液が溢れてきますよ。

lady’sポイント

男性を信用して少しでもリラックスできるように心がけましょう。

また、恥ずかしさから脚を閉じたくなる気持ちは分かりますが、脚を閉じられると男性はとても挿入しにくいです。スムーズに挿入するためにも出来るだけ脚を大きく広げましょう。

上手く挿入できるか不安な男性にとって、挿入はドキドキの瞬間。

「角度は大丈夫かな?」「痛くないかな?」と頭で考えすぎて、萎えてしまうこともあるので、女性からキスをしたり、おっぱいを自分で触って感じている姿を見せるなど、男性を喜ばすことも大切な心遣いです。

膣の位置次第ではバックでの挿入がおすすめ

人気が高く一番ポピュラーな体位といえば、正常位ですよね。脚を大きく開くので挿入位置を確認しやすく、初心者にもおすすめな体位と言われていますが、人によっては正常位よりもバックの方が入れやすいこともあります。

あまり知られていませんが、膣の位置は、みんな同じ位置にあるわけではありません。膣の位置がおなか側に近ければ「上付き」と言われ、正常位対面座位など向かい合う体位が適しています。反対におしり側に近い人は「下付き」と言われ、バックや背面座位など男性が後ろから挿入するような体位がおすすめだと言われています。

自分たちに合う体位を見つけることで、挿入がぐっと楽になる場合もあるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

改善されない場合はアレルギーや病気の可能性も

十分濡れているし、お互いにリラックスできている…それでも挿入が難しいという場合は、もしかするとアレルギーや病気が原因になっているかもしれません。

今回ご紹介した対処法を試してみても、イマイチ改善が見られないという方は病院で相談してみてもいいかもしれません。

☆ 痛みが強くて挿入が困難

しっかり濡れているのに痛みを感じるという女性の中には、性感染症が原因で、膣内もしくは外陰部が炎症を起こし、痛みを引き起こしている可能性があります。

また、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系の病気が潜んでいることも。

そのままにすると症状が悪化し、治療が大変になる場合もあるので、気になる人は婦人科で見てもらいましょう。

☆ コンドームを使用すると身体に異常が出る

コンドームを使用した際に、痒みやかぶれ、蕁麻疹が出る場合は、ラテックスアレルギーかもしれません。

ラテックスアレルギーは、天然ゴム製品を使用したときに起こるアレルギー反応のことで、稀に喘息発作やアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

コンドームを使用すると挿入が上手くできないという方は、ラテックス製のコンドームの使用は避け、アレルギーでも使えるポリウレタン製のもしくはイソプレンラバー製のコンドームを使用してみましょう。

☆ コンドームを着けると萎える

挿入が上手くいかない原因でお話したコンドームEDですが、コンドームの装着に不安がある人は、コンドームを着ける練習をして苦手意識を取っ払いましょう。

今ではYouTubeなどで、装着方法を分かりやすく説明している動画もたくさんありますし、練習することは当たり前で恥ずかしいことではありません。

コンドームを着けるとイケるか不安になり、挿入がうまくいかないという人は、強い刺激や特定の体勢など普段のマスターベーションに原因があることが多いです。まずは、マスターベーションの見直しをすることが大切です。

コンドームEDも心因性EDの一種と言われており、ED治療薬を試すのも一つの手です。勃起ができる環境を整えるサポート薬を使用することで、コンドームを着けても大丈夫だという自信をつけることに繋がります。

☆ 40代以上の女性の場合

更年期を迎えると女性ホルモンであるエストロゲンが減少します。

エストロゲンは、膣の潤いや弾力を与える働きがあるため、エストロゲンの分泌が少なくなることで、膣内の潤いが少なくなり、痛みや挿入しにくさを感じる場合があります。

深刻な悩みでなければ潤滑ゼリーを使ってセックスを楽しむこともできますが、婦人科ではホルモン補充療法やレーザー治療で膣の細胞を活性化して乾燥しにくくすることもできます。

☆ 20代だけど濡れにくい場合

濡れやすさは、メンタルや体質によっても異なりますが、中には若い世代でも更年期の女性同様、エストロゲンが減少し、潤いが減ってしまうこともあります。

過度のダイエットやストレスなどが原因で起こっている場合が多いので、まずは生活スタイルや食事を見直すことから始め、改善が見られない場合は病院での診察をおすすめします。

慣れないうちはできなくて当たり前!無理な挿入はNG

「3回目なのにまだ痛い…」と回数を気にして悩んでいる人もいるかもしれませんが、挿入時に痛みを感じる期間は個人差があります。1回目で気持ち良いと感じる人もいれば、10回やっても気持ち良いどころか挿入すら難しいと感じる人もいます。

「相手に悪いから」「雰囲気を壊してしまう」と男性に気を使い、痛いのを我慢していると、膣内外が傷つき、出血や更に強い痛みが出てしまうので、痛みを少しでも感じるときは隠さず男性に相談しましょう。

また、男性の中には女性が痛そうにしているのを分かっているのに「中まで入ってしまえば大丈夫」と無理に入れようとする人がいますが、絶対に止めましょう。その1回がトラウマになる可能性もありますし「我慢できなかった」は、理由にはなりません。パートナーが大切なのであれば、彼女の言葉だけでなく表情や声にも気を配り、常に痛くないかな?と意識しながら優しく挿入しましょうね。

挿入の悩みを解消して楽しいセックスライフを!

挿入が上手くいかない悩みは、非常にデリケートな問題ですから周りの友人どころかパートナーにも言えず、一人で悩みを抱え込んでしまう人も多いでしょう。一度嫌な思いをしてしまうと、今度も不安になるのは当然です。

しかし、そのまま我慢すればするほど、次第に性行為に対して恐怖心を抱いてしまったり、億劫になってしまったりと負の連鎖を招いてしまうことも考えられます。

セックスは二人でするものですから、責任や悩みはパートナーと分かち合いましょう。

潤滑ゼリーの使用やお互いにリラックスできる空間作り、挿入の仕方やコンドームの種類を変えるだけでも改善する場合が多いですから、前向きにチャレンジしてみましょう。

もし、それでも改善が見られないようであれば、一度医療機関で相談するのがいいかもしれません。

特に性交痛を強く感じる場合は、病気が隠れている場合もありますので、なるべく早めに受診することをおすすめします。

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「挿入が上手くできない」と悩んでいるのはあなただけではありませんし、恥ずかしいことではありません。

自分たちに合った挿入方法や改善、対処法をパートナーと一緒に見つけて、楽しいセックスライフを送ってくださいね。

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