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愛撫テクニックまとめ〜愛撫の流れ・やり方・コツ〜

男性ライター陣

女遊び、風俗遊びから素人ナンパや恋愛まで・・・経験豊富な男性ライター陣があなたの疑問や悩みにお答えします。

「愛撫が上手くなりたいけど、やり方が分からない。」

「愛撫が上手くなるコツはあるのかな?」

パートナーとのセックスが良いものになるか、悪いものになるかは愛撫が重要になります。

愛撫が上手くならないとパートナーの感度は高まらず、挿入しても絶頂に達することはできません。逆に愛撫が上手くなるとパートナーは絶頂を感じやすくなり、充実したセックスライフを送ることができるでしょう。

今回は、絶頂に達しやすくなる愛撫テクニックをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

愛撫とは?

愛撫(英語ではcaress、カレス)と一言で言ってもその言葉の捉え方次第で様々な行為が思い浮かびます。

人と人が性行為において行う愛撫以外にも愛撫はある

親が愛情を込めて子供を撫でる行為も愛撫と呼ばれ、その他の性的な意味を含む・含まないに限らず「愛情を込めて撫でる行為」のことを愛撫と呼びます。

特に性的な意味での愛撫は「ペッティング」と呼びますが、最近では性的な愛撫の事を指して「愛撫」と言うことの方が多いでしょう。

人間以外が行う愛撫はボノボの愛撫が有名です。ボノボは性別関係なくコミュニケーションの一貫として性器に対する愛撫を行うんですって。なかなか人間としては信じられないですよね笑

愛撫が上手くなるメリット

そもそも愛撫が上手くなる必要はあるのか…?

と疑問を持っている人が多いかもしれません。

しかし、愛撫が上手くなると様々なメリットがあります。ここからは代表的なメリットをご紹介します。

メリット1.お相手から「またセックスしたい」と思われる

愛撫が上手くなると、お相手が気持ちよくなることができてあなたとのセックスが非常に魅力的なものに思ってもらいやすくなります。そして、あなたと「またセックスしたい」と思ってもらえるのです。

世の中のほとんどの男女はセックスを真剣に勉強したことがなく、セックスの知識もAVから学んでいることが多いです。AVは見せるためのセックスであるため、気持ちよくさせるテクニックはあまりありません。逆に荒々しいセックスが多いので、実際のセックスでそういったことを真似てしまうとお相手がセックスを嫌いになってしまうのです。

そのため、愛撫が上手くなることができると差別化することができ、お相手があなたとのセックスを魅力的に感じてくれるようになるのです。

メリット2.早漏でも問題なくなる

愛撫が上手くなるメリットはもう一つあります。

それは、早漏でも女性を満足させられるという点です。早漏だと女性が絶頂を迎えるまでに自分が果ててしまい、女性がセックスに不満が残る場合があります。

しかし、愛撫が上手ければ、女性が挿入する前に絶頂を迎えることができます。つまり、愛撫さえ上手ければ、早漏というデメリットがあったとしても問題ないのです。

メリット3.もっと関係を深めることができる

たかが愛撫、たかがセックスと侮るなかれ。セックスの効能はどんな良薬よりも大きなものがあります。

セックスの5つのメリット

  1. パートナーとの愛情や絆を深めることができる
  2. ストレス発散になる
  3. セックス=スポーツ!ダイエット効果もある
  4. 女性ホルモンが分泌され美容にも良い
  5. 愛されている実感が持て自己肯定感が高まる

特にそれがカップルなら、お互いの愛情を深めてもっと仲良くなれて、誰よりも深い関係になれて、自己肯定感が高まります。その結果公私共に充実した生活が送れるようになります。

セックスの良さを大きく左右するのが愛撫です。特に日本の男女は「前戯」に不満を持っていることがわかっています。愛撫を上手くなるだけでもっとハッピーになれると思ったら頑張らない手はありませんよね。

愛撫テクニックまとめ〜愛撫のやり方とコツ〜

愛撫のテクニックは大きく3つに分けることができます。

愛撫の3つのテクニック

  • 愛撫に至る流れ、タイミングで違う愛撫のやり方
  • 全性感帯に共通する愛撫のやり方
  • 各性感帯ごとの愛撫のコツ

どれも非常に重要なテクニックです。流れ、やり方、コツの3つを押さえて愛撫マスターを目指しましょう。

愛撫に至る流れと各タイミングでの愛撫テクニック

愛撫は撫でる行為ですが、そこに至るまでに準備が必要ですよね。また、前戯、挿入中、後戯、性行為を前提としない愛撫など様々な愛撫が存在します。どのタイミングで行うのか?で異なる愛撫になります。

愛撫の流れ・タイミング

  1. 愛撫・前戯をする前にしておきたいこと
  2. セックスを前提としない愛撫
  3. 前戯で行う愛撫
  4. 挿入中に行う愛撫
  5. 後戯で行う愛撫

1.愛撫・前戯をする前にしておきたいこと

いくらセックスを前提としていてもいきなり脱いで前戯!とはなりませんよね笑 たまにはそういうアブノーマルなプレイもアリかもしれませんが、そんなマンネリ化するまでは普通の愛撫を楽しみたいもの。

愛撫や前戯の前にしておきたい事はずばり、コミュニケーションです。会話やデートを1時間以上しておくなど、言葉でコミュニケーションを取ったり、同じ体験を共有すると相手に対していつも以上にポジティブな感情を覚えるようになります。

コミュニケーションによって得られた相手への好意が良いスパイスになって、より感じやすく気持ちの良い愛撫ができるようになるんです。

コミュニケーションを取る際には、セックスを前提としない愛撫をするとさらに効果的です。

2.セックスを前提としない愛撫

そもそもセックスをしない、挿入を前提としない愛撫というのが実は非常に重要で忘れられがちです。

付き合いが長いカップルほど、挿入自体にこだわりはあっても挿入しない愛撫なんて照れ臭くてできなくなっているのでは?

セックスを前提としない愛撫の流れ

  1. 言葉を交わす
  2. 見つめ合う
  3. 手を握り合う
  4. 指をクロスさせて手をつなぐ
  5. ハグをする
  6. 見つめ合う
  7. キスをする
  8. 頭・髪を撫でる

普段何気ない日でも、一緒にソファに座ってスキンシップをしながらゆっくり会話をするというのはカップルの親密度を上げるためにとても役立ちます。

スキンシップは子供の愛着形成にも大きな効果があると言われていますが、子供だけに限らずカップルの間でも絶大な効果があるんです。幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、イライラが抑えられて不安定な気分も落ち着き、二人の仲がより一層深まります。

やりたくないな・・・恥ずかしい・・・と思うカップルこそ、まずは形から。ぜひ意識して定期的に行うようにしてくださいね。

もしこのまま前戯に移るなら、照明を暗くしたり、お気に入りのアロマを炊いてみたりしてリラックスできる雰囲気作りをしておきましょう。

3.前戯で行う愛撫

例えばディナーの前に夜景を楽しんだり、ちょっとしたデートをしておくともっと楽しめるはず。

前戯は言わば前菜の様なものと考えるとわかりやすいかも。いきなり濃厚なメインディッシュが出てきてもOKという人も中には居ますが、ほとんどの人がちゃんと前菜を食べたいと思うはずです。そして、前菜が美味しければ次はどんな美味しいものが出てくるのだろう?と期待してドキドキ・ワクワクしてしまいます。

前戯で行う愛撫の目的

  • 前戯だけでも気持ち良いと感じられる
  • 次はどれだけ気持ち良い事が待っているのだろうと期待が持てる
  • 男女ともに挿れたくて仕方無いと思える

前戯も全く同じこと。何より前戯自体が楽しめること、そして次に期待できること、次が我慢できない!と待ち遠しくなることが前戯をする目的です。

とにかく次が待ち遠しいという気持ちにさせることが重要なので、期待の一歩手前、したい部分の一歩手前で止めつつ、徐々に核心部へと進んでいきましょう。

挿入したくて仕方ないと二人が思える状態になれば次へ移りましょう。

4.挿入中に行う愛撫

挿入をして、ようやく本番開始となっても愛撫はできます。

挿入中にできる愛撫

  • 手や口で相手の性感帯(首筋、耳、乳房、乳首、背中など)に触れる
  • 手を握り合う
  • キスをする
  • 顔や髪に触れる
  • 抱きしめあう

特に定番なのが正常位で挿入しながらクリトリスを触るというもの。女性はお相手にまかせてもOKですし、自分でオナニーをするように触りながら挿れてもらうのもGOODです。

体位によって受け身な側、責める側が決まってきますが、受け身になっている側もお相手になんらかのアクションを起こすようにすると、もっと一緒に気持ちよくなっているという一体感が増して気持ちよくなることができます。

愛撫でも良いし、腰を動かしてみるのも良いでしょう。セックスは二人でする行為ですから、二人で積極的に取り組むことがとても大切です。

5.後戯で行う愛撫

後戯では前戯や挿入中に行った愛撫とは異なり「2.セックスを前提としない愛撫」と同じように性感帯に触れない愛撫を心がけます。

名前は後戯と言いますが基本的には会話の時間。セックスのことを会話するのも良いですが、二人のこと、何気ない話(最近見ているドラマとか)でもOKです。

触れるなら手を握る、頭を撫でる、ハグ、キスをする程度の軽いものにしておきましょう。

全性感帯共通の愛撫のやり方

愛撫には共通の基本があります。例えば「最初は強くしすぎない」といった、どんな愛撫でも必ずここだけは気をつけておくと良いポイントがあります。

全性感帯共通の愛撫のやり方

  1. 愛撫の基本は「外から中へ」「ゆっくり」「深呼吸」をしながら
  2. 愛撫で盛り上がるコツは”間”を置くこと
  3. 粘膜部位の愛撫は濡れていることが絶対条件
  4. 愛撫の強さは弱めが基本だけど強くする事も忘れないで
  5. 女性から男性に対して行う愛撫のやり方
  6. 2箇所同時責めは必須テクニック!
  7. 【上級者向けテクニック】たまにピタッと静止する
  8. 【上級者向けテクニック】3〜4箇所同時責め!?

1.愛撫の基本は「外から中へ」「ゆっくり」「深呼吸」をしながら

基本的な愛撫のやり方

  • 触れる部分は「遠くから近くへ」「周りから中心へ」
  • 感情を込めてゆっくりと触れていく
  • 深呼吸をしながら、吐息の音を聞かせる

いきなり核心部分を触れて気持ち良くさせるよりも、言葉をかけながらゆっくりと抱きしめて、服を脱がして、性感帯や性器以外の肌に触れて、見つめ合って、キスをして・・・と段階を踏んでいきます。

動きはゆっくりと、感情を込めてエモーショナルに、深呼吸をしながら触っていきます。もちろん、大げさになりすぎて変にならないように、さり気なく、でもいつもよりはゆっくりと行いましょう。

息を吸う時に中心部へ向かっていき、吐く時に離れていくようにしながら触っていくなど緩急をつけるとより効果的です。

2.愛撫で盛り上がるコツは”間”を置くこと

愛撫では気持ちや感情を高める雰囲気作りが命です。例えば、

  1. 頭・髪を撫でる
  2. 見つめ合う
  3. 顔の好きな部位に触れる
  4. 言葉で愛情を伝える
  5. キスをする

という様に触れる→間を置く→触れるの繰り返しで盛り上げていきましょう。

本気で恋をしているお相手なら、お相手の顔の細部を知りたい、覚えていたいと思うはず。そんな気持ちから相手の顔の好きな部分を指でなでたり、見つめたりをして誰も知らない所まで相手を知り尽くしてしまいましょう。

愛撫をしているときは「好き」「愛してる」「かわいい」「きれい」などの普段は言えない言葉を交わしていつも以上に関係を深めるチャンスです。積極的に言葉をかけあっていきましょう。

「見つめる」「言葉を交わす」「止める」の3つの間の置き方を意識的に混ぜ合わせ、ゆっくりと気持ちを込めて深呼吸をしながら愛撫をすれば、それだけで格段にエロく、淫靡な雰囲気にすることができます。

3.粘膜部位の愛撫は濡れていることが絶対条件

愛撫で触れる事のある粘膜部位

  • 膣前庭(クリトリスと小陰唇に囲まれた女性器の大部分)
  • ペニスの亀頭部分、カリ首、裏スジ
  • 肛門

粘膜部位に直接触れる場合は、必ず濡れていなければなりません。

愛撫をして性的興奮が高まったり、性器への刺激に対して条件反射で膣前庭やペニスは愛液ガマン汁で濡れることがあります。

もし濡れていない乾燥状態で粘膜に触れると擦れて痛みを感じたり、擦り切れて軽く触れるだけで痛みを感じるようになってしまいます。

4.愛撫の強さは弱めが基本だけど強くする事も忘れないで

触る時の強さは弱めが基本です。フェザータッチと呼ばれる触り方も使いこなせるとより良いでしょう。

ただし、強めに触れたほうが良い場合もあります。ずっと優しく弱く触るだけでは物足りないと思われる事もあります。

強めに愛撫するタイミング

  • 粘膜部位ではない部分の広い面積を触るとき(例:ハグ、乳房全体の愛撫など)
  • プレイの一貫、アクセントとしてお尻を叩くなどのとき
  • 粘膜部位でも十分に濡れており、イク寸前のとき
  • お相手が強くされるのが好みなとき

愛撫も好みがあり、強い弱いはお相手によって変えるのが正解です。ただし、基本は弱めということはお相手の身体を傷つけないためにもとっても大切です。

5.女性から男性に対して行う愛撫のやり方

ここまで伝えてきた内容は何も男性が女性に対しておこなう愛撫だけに通用するテクニックではありません。

女性から男性に対して行う愛撫でも全く同じ事が言えるんです。

核心部分(ペニスや乳首など)にはいきなり触れずに、外から中へゆっくりと、優しく弱い力で撫でていき、深呼吸をしながら吐息で興奮していることを伝えましょう。

触って、キスをして、触って、見つめ合って、触って、言葉を交わして・・・と繰り返しつつ核心部分に迫っていきましょう。

6.2箇所同時責めは必須テクニック!

いよいよ核心部分の愛撫となったら、その場所だけを責めるのも良いですが2箇所同時責めをやってみてください。

2箇所同時責めができる性感帯

  • 唇、耳、首筋&乳房、乳首
  • 唇、耳、首筋&クリトリス、ペニス
  • 乳房、乳首&クリトリス、ペニス
  • アナル&クリトリス、ペニス
  • 膣内(Gスポット、ポルチオ)&クリトリス
  • 睾丸&ペニス
  • など

慣れないうちはクリやペニスを触るリズムと同じリズムでもう片方の手を動かすこと。慣れてきたらクリやペニスよりも大きな範囲を刺激してみたり、リズムを変えてみたり、片方だけで止めてみたりと工夫をしていきましょう。

特に手と口の組み合わせの2箇所同時責めは誰でもできて簡単なので、絶対に取り入れるべきです。

7.【上級者向けテクニック】たまにピタッと静止する

”間”を置くということとは別のテクニックとして、核心部分の愛撫において使えるのが「ピタっと静止」するテクニックです。

ペニスやクリトリスを同じリズムで刺激していれば、射精や絶頂に達しますよね。その前にピタっと動かすのを止めてしまうんです。寸止めはイク寸前で止めることですが、これは特にイクかどうかに関係なくある程度刺激したら動かすのを止めて、そのまま触れている状態にします。

もっと触ってほしい!!

と思わせることができれば成功。絶頂がより大きく、より気持ち良くなれるのですごく効果的なテクニックですよ。

8.【上級者向けテクニック】3〜4箇所同時責め!?

3,4箇所同時責めのやり方

  • (男女共通)両手で上半身、口は下半身を責める
  • (男女共通)片手で上半身、片手と口で下半身を責める
  • (男性向け、正常位)両手と口で上半身、ペニスで下半身を責める
  • (女性向け、騎乗位)両手と口で上半身、膣で下半身を責める

慣れれば3,4箇所の同時責めも可能です。

人によっては足の指先を器用に使いながら、両手で乳首を、口で首筋を、足の指でペニスを責めるといった具合に4箇所同時責めをやる人も。

ただし、刺激する場所が多ければ多いほど良いというわけではないので、お相手の反応を確かめながら気持ちよさそうであればやる、ぐらいに捉えましょう。

各性感帯ごとの愛撫のコツ

最後に、性感帯ごとに違った愛撫のコツがあります。

愛撫で触れる性感帯

  1. 首筋
  2. 乳房・乳首
  3. クリトリス
  4. 膣(Gスポット・ポルチオ)
  5. 睾丸・ペニス
  6. アナル

性感帯1.唇

セックスの一番最初の愛撫は、キスからスタートすることがほとんど。

キスはセックスのファーストステップなので、キスの技術を持っていることは重要です。

キスが上手になるコツは以下の3つです。

  • 唇以外にキスをする
  • 舌遣いをうまくする
  • キスの時にわざと音を立てる
コツ1.唇以外にキスをする

キスは唇以外にしても、焦らし効果が出て非常に有効です。特に首筋など性感帯がある部分にキスされると興奮します。

いきなり唇にキスするのではなく、身体の上半身から責めていって、唇に近づいていきましょう。

コツ2.舌遣いをうまくする

ディープキスの時には舌遣いがキス成功の勝敗を握っています。

AVのように舌を無理やり口の中にねじ込む人が時々いますが、あれは不快に思われてしまうので禁止。それよりも舌の力を抜いて、お相手が舌を絡めたいと思っている時に自然と舌を出すことで相手も一緒に気持ちよくなれます。

また、舌を使って唇を舐めるのも興奮度が高く、オススメですよ!

コツ3.キスの時にわざと音を立てる

キスする時にわざと音を立てると、聴覚でも性的興奮を高めることができます。

キスする際にわざと音を立てることで、「すごくいやらしい…」と感じて勝手に興奮スイッチが入ってしまうのです。

キス音は「チュッ」と口をすぼめれば簡単に出せるようになるので、ぜひ試してみてください。

性感帯2.首筋

男女問わず、首筋は必ず愛撫したい性感帯の一つです。

  1. 首筋の色々なポイントを口で縦に責めるべし
  2. 基本的に舐めるのはNG
コツ1.首筋の色々なポイントを口で縦に責めるべし

首筋には責めるポイントは下から順番に、

  • 鎖骨の上、喉仏のあたり
  • 首のサイド
  • 耳の下あたり

の3箇所あります。

手で首のサイドを優しく包み込むように触り、縦方向に優しくゆっくりと撫でながら上に行き、耳の下あたりを含めて顎〜顔全体を持ち、唇にキスをする・・・という流れは一つの王道パターンです。

口で責める時も基本は縦方向に、鎖骨の上〜サイド〜耳の下へとゆっくりとキスを繰り返していき、最後に唇にキスをするという流れになります。

逆の順序で唇へのキスから首筋を下に移動していき、胸を責めるのもGOODです。

コツ2.基本的に舐めるのはNG

首筋を舐めるのは基本的にNGだと考えましょう。特に急所とも言える首筋はなめられるとゾワッとする人が多いというのがその理由。

ただし、キスをしながらすこし吸うように舐めるのはアリ。唾液が残ると臭くなるので、拭ってあげるなどの優しは絶対に必要です。

これももちろん、お相手によってはOK/NGの場合がありますのでそこは要相談です。

性感帯3.耳

耳はとても敏感な器官で、一歩間違うとすぐに「くすぐったい」と思ってしまいます。それだけに性的刺激と同時に刺激すると連想性感帯となりやすい部位でもあります。

耳を愛撫するときのコツは以下の3つです。

  1. 耳元でささやく、耳の周りにキスをして様子を見よう
  2. 十分興奮している時に優しく耳に息を吹きかける
  3. 慣れていない間は耳を責めない!
コツ1.耳元でささやく、耳の周りにキスをして様子を見よう

耳を愛撫する時も、他の性感帯と同じ様にゆっくり、徐々に深い部分を責めていくようにします。

最初はただ耳元で声を出す、ささやくだけでOK。

気持ちいい?

だいすき

こんな言葉を軽い愛撫と共に耳元で投げかけてみましょう。くすぐったいと感じていない様であれば、耳の近く、耳たぶの裏の首筋や耳の後ろ側にキスをしてみましょう。

こうして、徐々に強い刺激に移行していくと、思いがけずくすぐったくて笑わせてしまったという失敗が防げます。

コツ2.十分興奮している時に優しく耳に息を吹きかける

いきなり強い勢いで息を吹きかけるのではなく、ごくごく優しいくふっと息を吹きかけましょう。

フェザータッチと同じように、そよ風がとても心地よく開発されている人であればこれだけで絶頂を感じることもあります。

コツ3.慣れていない間は耳を責めない!

耳の中を舐めるのはすでに開発されている人や性的興奮がとても高い状態の時だけ有効です。

もし、耳の中に指を挿れてみても興奮している、くすぐったいと感じていない様であれば少しずつ耳の中に舌を侵入させていきましょう。

基本的に耳を責める際は耳元でささやく、優しく息を吹きかけるだけでOKです。せいぜいやっても耳の中に指を軽く入れる程度にしておきましょう。

性感帯4.乳房・乳首

キスが終わったら、今度はおっぱいへの愛撫です。

おっぱいでは乳首と乳房の2つの部位を集中的に愛撫します。乳首は神経が集中しているので刺激を感じやすく、乳房はあまり感じません。

その点を注意しながら、おっぱいを愛撫していきましょう。

おっぱいを責める時のコツは以下の2つです。

  1. スペンス乳腺は無視する
  2. 乳首で感じる所を見極める
コツ1.スペンス乳腺は無視する

愛撫テクニックで「スペンス乳腺を刺激するべし」というテクニックが多いですが、スペンス乳腺は刺激するのは難しいです。

スペンス乳腺とは、ワキとおっぱいの境界線上にある性感帯です。確かにスペンス乳腺は性感帯なので刺激すれば気持ちよくできますが、開発が必要です。

開発できてないと女性にとってくすぐったいことが多く、その後のセックスに支障をきたすことがあります。そのため、スペンス乳腺は刺激せずに乳首などの神経が集中している部位を中心に刺激するようにしましょう。

コツ2.乳首で感じる所を見極める

おっぱいへの愛撫として乳首を舐めたり、指で刺激したりすると思います。

乳首といってもどこを触っても気持ちよくなれるわけではありません。乳首の部位によっても刺激を感じやすい部分と刺激を感じにくい部分があるのです。

そのため、指や舌で乳首を刺激する際はあらゆる方向で乳首を刺激してみて、女性の反応が変わる部分を探しましょう。

女性が感じやすい部分を見つけることができれば、その部分を中心に責めるだけ。そうすれば、おっぱいでの愛撫は成功だといっても過言ではないでしょう。

性感帯5.クリトリス

女性がもっとも絶頂を感じやすい性感帯クリトリス。

クリトリスの愛撫は意外と知られてない大切なコツがあるんですよ。

  1. 陰核亀頭・陰核小帯(裏スジ)を同時に刺激する
  2. 3つの刺激方法の中から最も気持ち良い方法を選ぶ
  3. 好みの強さは人それぞれ、弱めから初めて徐々に強くしていこう
コツ1.陰核亀頭・陰核小帯(裏スジ)を同時に刺激する

クリトリスにも亀頭と裏スジがあります。これは性分化の際にペニスがクリトリスを元に発生している事から説明できます。基本的な構造はペニスもクリトリスも同じなんですね。

この亀頭と裏スジを同時に責めることができるように、縦や横といった単調な動きではなく、円を描くように、クリトリス全体を包み込むように刺激するのがコツ。

コツ2.3つの刺激方法の中から最も気持ち良い方法を選ぶ

クリトリス3つの刺激の仕方

  1. 人差し指や中指の腹を優しく押し当てて小さく円を描くように圧迫する
  2. 人差し指や中指の腹・サイドで円を描く様にスライドさせる
  3. 人差し指と中指でクリトリスの包皮を挟み込んで優しくしごく

円を描くコツは指の第1・2関節を使って曲げる・伸ばすと横移動を組み合わせる事。「伸ばして右→曲げる→曲げたまま左→伸ばす→伸ばして右」という動作をスムーズに連続的に行えば円を上手に描く事ができます。

圧迫する場合はとても小さく円を描くイメージで、クリクリと動かします。スライドさせる場合はしっかり濡らした上で行いましょう。指は真っ直ぐ腹を当てても良いですし、横にして指のサイドを当ててもOK。ただし、くれぐれも爪でひっかかないように気をつけましょう。

少し高等テクニックですが、男性のオナニーで言う皮オナと同じやり方をクリトリスで再現する方法もあります。この方法が一番感じることができる女性も居るため覚えておきましょう。

どの方法もフェザータッチを組み合わせたり、ピタっと止めるテクニックを織り交ぜたりと応用ができるのでとっても奥が深いです。マスターするためにも実践を繰り返しましょう。

コツ3.好みの強さは人それぞれ、弱めから初めて徐々に強くしていこう

とにかく弱い刺激が大好きという女性もいれば、強くないとダメ!という女性も居ます。

クリトリスは敏感な部位ですが、それだけにオナニーで強めの刺激に慣れてしまっている場合も多く、強さの好みは千差万別です。

最初は弱くして、相手の反応を見て物足りなさそうであれば少し強くしてみる、女性に直接「どのぐらいの強さが良い?」と聞いてみて調整するといった工夫が必要です。

性感帯6.膣(Gスポット・ポルチオ)

女性が絶頂に迎えるために重要な部位であるGスポット。

Gスポットへの愛撫を覚えれば、間違いなく女性からリピートされることは間違いないでしょう。

Gスポットを刺激するためのコツは2つあります。

  1. Gスポットの正しい位置を把握し、ゆっくり刺激する
  2. 激しい愛撫は避ける
  3. ポルチオを愛撫で刺激することは難しい
コツ1.Gスポットの正しい位置を把握し、ゆっくり刺激する

Gスポットは膣口から3~4cm奥の腹側にある性感帯です。

中指の第二関節を曲げた付近にあり、表面がザラザラしています。この特徴を頼りにGスポットの正しい位置を把握しましょう。そして、中指1本だけを入れてゆっくりGスポットを刺激していきます。

Gスポットを刺激する際に指2本使う人がいますが、指は2本も必要ありません。逆に指2本入れてしまうと可動域が狭くなってしまう他に痛がってしまう女性もいます。そのため、Gスポットを刺激する時は指1本で十分です。

Gスポットを刺激する際は、トントン叩くようにやったり、Gスポットを指の腹で押さえつける感じでゆっくり刺激すると女性が気持ちよくなりやすいです。

コツ2.激しい愛撫は避ける

Gスポットで女性が感じてくれるようになったからといって、興奮してきて激しい愛撫をすることはやめてください。

激しく愛撫してしまうと女性の気持ちよさとのズレが出てきて、女性がイキにくくなってしまいます。

また、激しい愛撫は爪などで膣内を傷つけ、女性が痛がる場合があります。
Gスポットを愛撫する際はゆっくりとやっていき、女性の興奮が高まったら少しだけ速度を上げるぐらいで問題ありません。

コツ3.ポルチオを愛撫で刺激することは難しい

ポルチオは子宮口のことを指します。Gスポットよりも強い快感が得られると言われていますが、実際のところあまり信憑性は高くありません。子宮口にはそもそもあまり感覚が無いんです。

それよりも、挿入時に子宮口に対してペニスを押し当てるような動きをすることは効果的です。

愛撫で責めることは難しいため、あくまで挿入後の動きで刺激するようにしましょう。

性感帯7.睾丸・ペニス

女性から男性への愛撫の核心部分はやっぱりペニス。それに、睾丸(玉袋)も忘れてはなりません。

  1. 唾やローション、ラブシロップを絶対に活用するべし
  2. 手コキは激しく強く握りがち、優しくしても射精はできる
  3. 亀頭・亀頭冠(カリ)・陰茎小帯(裏筋)の3箇所同時刺激、睾丸合わせて4箇所同時刺激を使いこなせ
コツ1.唾やローション、ラブシロップを絶対に活用するべし

亀頭は粘膜ということもあり非常に敏感です。包皮を使って手コキをするというテクニックもありますが、裏スジが擦れるなどして痛みを覚える可能性が高くなってしまいます。

抵抗が無ければ唾液を、できれば事前にローションやラブシロップを用意しておいて使いましょう。その方が断然気持ち良くなれますからね。

コツ2.手コキは激しく強く握りがち、優しくしても射精はできる

手コキで強く握る人が多いですが、強く握れば握るほど繊細な感触が失われてしまい返って感じにくくなります。

しっかり包皮をむいて亀頭を露出させて、触れるか触れないか程度の強さで刺激するようにしましょう。

そこから上下に動かすのに抵抗を感じない程度に少しだけ握り込んで、お相手の様子を見ながら強さを調整しましょう。

コツ3.亀頭・亀頭冠(カリ)・陰茎小帯(裏筋)の3箇所同時刺激、睾丸合わせて4箇所同時刺激を使いこなせ

手コキやフェラチオで重要なのが強さと同時にいかに包み込むように同時に性感帯を刺激するか。

亀頭全体とカリ首、裏スジの3箇所を同時に刺激できるように、手コキならしっかり指で輪っかを作ってカリ首を刺激しながら、水かきの部分で裏スジを刺激しましょう。さらに手首の角度を自在に変えて亀頭全体を刺激してみたりといった工夫も良いでしょう。

フェラチオなら唇でカリ首を、舌で裏スジを刺激するようにします。舌を舐め回すようにクルクルと口の中で動かしたり、頬の裏側に亀頭を当て擦ると亀頭全体を刺激することができてさらにGOODです。

空いている手を使って睾丸を包み込むようにマッサージすると、4箇所同時責めも可能になり、もっと気持ち良くさせることも可能です。

性感帯8.アナル

あまりアナルを愛撫するというのは抵抗感もあってかやらない人が多いのでは。

上手に取り入れることができれば、意外と効果的なんですよ。

  1. 他の部位を刺激しながら同時にアナルを撫でるのは意外と効果的
  2. なにかを挿れるのは超上級者向きで危険
コツ1.他の部位を刺激しながら同時にアナルを撫でるのは意外と効果的

クンニフェラチオをしながらアナルを撫でる、愛撫の一貫ですこし撫でてみるなど、愛撫にアナルを取り入れるのは意外と効果的です。

くすぐったいような、気持ち良いような、なんともむず痒い感覚を覚えるはず。どうしても苦手というお相手でなければ、取り入れてみることをオススメします。

コツ2.なにかを挿れるのは超上級者向きで危険

ホモセクシャルなコンテンツが流行したおかげか、アナルになにか物を挿れたり、指を挿れたり、舐めたりといった行為のハードルが下がっているように感じます。

しかし、これらは超上級者向きの行為であり、とても危険です。

大腸菌への感染だけでなく肛門や腸を痛める危険性もあるので、アナルは撫でる程度にしておくようにしましょう。

愛撫の注意点

愛撫には誰もが知っておいて欲しい注意点があります。無意識にお相手の身体を傷つけていないかどうか、嫌な愛撫とおもわれていないかチェックしておきましょう。

痛みに要注意

粘膜刺激はいくら潤滑されていても連続すると痛みに変わります。 また、敏感な部分をつまんだり、爪や歯を立てて少しでも触れると痛みを感じてしまいます。

コントロールされた痛みで相手が喜ぶ場合もあるため、一概に絶対何があってもやらないこと!とは言えません。

もちろんやる側が抵抗感を強く感じてできない場合もあります。お相手がして欲しいと言ったとしても、無理してやる必要はありません。

お相手と相談しつつ、様子を見つつ、どんなプレイをするかお互いに許容できる範囲で楽しみましょう

アナルと大腸菌に要注意

肛門には当然ながら大腸菌が付着している可能性があるため、そこに触れた指で他の部位、特に膣口に触れてしまい膣で大腸菌が繁殖し、尿道から膀胱へと菌が感染して膀胱炎になるというケースが多くなっています。

女性の膀胱炎のうち80%が腸内細菌が原因とされるほど、性行為においてアナルと大腸菌には厳重に注意を払わなければなりません。

解決方法の一つとして、フィンドムがあります。指用のコンドームで、指先についた細菌をデリケートな部位に付着させないようにすることができるんです。

アナルを触わる時はフィンドムを装着し、他の部位を触わる時は外す様にすれば大腸菌を広げずに済むでしょう。

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膣内に入れるなら新しいローション、ラブシロップ、潤滑剤(ルブリカント)を使う

粘膜部位を愛撫する時は愛液ガマン汁で濡れていなければならないと解説しました。

しかし、性行為に慣れていない場合は性的興奮がわからなかったり、反射する刺激を知らないために濡れることができません。また、ストレスや体調によっても濡れることが難しくなります。

そうした場合は潤いを補助するためにローションを使う事が多いのでは。

実は一般的に使われているローションは長期保存すると雑菌が繁殖するんです。長期保存したローションを腟内に入れるのは避けましょう。また、保存するなら高温多湿を避けて冷蔵庫などの冷暗所に保存しましょう。

また、防腐剤として添加されているメチルパラベンに対してアレルギー反応を起こして肌が荒れる事もあるため、お相手に確認してから使用するようにしましょう。

愛撫に使うならグリセリン系のローションがオススメ

ローションラブシロップ潤滑剤(ルブリカント)の主成分は4タイプがあります。

成分を組み合わせてちょうど良い感触が味わえるようにした商品TENGA PLAY GEL(Amazon)もありますので、気になる方はこだわって選ぶと良いでしょう。

ただし、ポリアクリル酸ナトリウムベースのものは膣内の水分を吸収してしまい返って乾燥しやすくなるため挿入時に使うのは避けましょう。グリセリンも水分を吸収しますが、比較的乾燥が穏やかになるよう調整されたローションが多い印象です。

シリコン系は水に溶けないため、落とすのに苦労しますが、その分一度つければ長持ちします。また、オイルベースのものはコンドームのゴムを劣化させてしまい破れる原因になるためマッサージ以外で使うのは避けましょう。

愛撫にも挿入にも万能に使えるグリセリン系のローションがオススメ、もし長時間挿入し続けるスローセックスを楽しみたいならシリコン系やコンドームを使用しない夫婦にはオイル系もオススメです。

強くする、激しくすると気持ち良い場合は危険サイン

特にセックスで難しいのはいくら相手が痛い、強すぎる、激しすぎると言ってもそれを口に出すとは限らないこと。

気を使って、言ったら嫌われるかもと思って、遠慮して何も言わないだけかもしれません。関係が深ければ遠慮なく言ってしまえるかもしれませんが、そんな関係になれていると思っているのはあなただけかもしれません。

性的興奮を上手に高めることができていれば、絶頂に達するために強く・激しくする必要性は全くありません。いくら慣れていても、いくら経験豊富でも、この鉄則は変わることがありません。強くする、激しくすれば絶頂できるというのは「もしかしたら間違ってるかも」と思った方が良いサインだと思いましょう。

性感帯は意外なところにも・・・?決めつけないで聞いてみよう

本記事では8つの性感帯を取り上げましたが、それ以外にも様々な部位が性感帯になります。

特に女性は刺激に敏感な人が多く、好みも人それぞれです。

  • 手の指、手の甲
  • うなじ
  • 脇腹
  • お腹
  • 背中の腰あたり
  • お尻
  • 太ももの内側、裏側
  • 足の裏、指

私が聞いたり、経験したことがあるだけでこれだけの性感帯があります。これ以外にも人それぞれの性感帯があるはずです。

どこ触れるのが好き?

と男女関係なくお相手に聞いてあげるようにしましょう。どうせ愛撫をするなら好きな所を触ってあげたいですよね。

最後に

今回は、愛撫のテクニックを解説しました。

愛撫がカップルの幸福度を大きく左右します。

ぜひ、この記事を参考にして愛撫の技術を磨いていき、もっと幸せなカップルになってくださいね。

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