セックスする方法

セックストリガー理論は間違いだ〜女は好きな男とセックスする〜

鷹(武蔵五郎)

鷹(武蔵五郎)

モテも非モテも経験してきた30代男。 「セクシャリティがもたらす幸せを最大化する」事がモットー。 セックスコンサルタントとして男女関係やエロ、セックスを探求し続けています。

セックストリガー理論と言えば、「女性は好きだからセックスする」のではなく「女性はセックスしたから好きになる」という理論のこと。

私は間違っていると断言できます、なぜでしょうか?

セックストリガー理論とは認知的不協和の解消行動だ

セックストリガー理論(仮説とも)とは、恋愛工学の基本となる理論の事です。

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恋愛工学の様な小手先のテクニックだけに頼ってはセックスできない

遅ればせながら、私ホークも恋愛工学を学んでみました。 恋愛工学の原典と言えば 藤沢数希著「ぼくは愛を証明しようと思う。」ですよね。 読んだ感想・・・「小手先のテクニックじゃないんだよな〜」。

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「女は、好きな男とセックスするというより、むしろセックスした男を好きになる」

女性にとっての理想のセックスと現実が引き起こす認知的不協和

この背景にあるのが、男性は女性のセックスに価値をおいているという事実です。そして、女性も同様に自分の価値はセックスにあると思いこんでいます。だからこそ安売りせず、好きになった男にだけセックスを許したいと思うのです。

  • 理想:好きになる → 告白されて恋人に → たったひとりの恋人にだけはセックスを許す

これが理想とする流れですがついワンナイトセックスしてしまった・・・というときはどうでしょうか?

  • 現実:悪くはない男 → 口説かれる → ついつい好きでもないのにしてしまった

これだとあまりにも理想とかけ離れてしまっています。その日知り合った好きでもない男にいいようにやり捨てされてしまったなんて、受け入れられるわけがありません。

「好きでも無い男とセックスした」という現実と「好きになった男にだけセックスを許したい」という感情の間で矛盾が生じます。この不愉快な心理状態の事を認知的不協和と言います。

認知的不協和の解消が「好き」を解放する

起きたことは変えられないわけですが「ちょっといいと思ってたし・・・悪くはない男だったし・・・」という言い訳ができる状況です。「好きでもない男とセックスした」「好きな男だったからセックスした」にすれば「好きになった男にだけセックスを許したい」という信念と矛盾しません。

  • 理想:好きになる → 告白されて恋人に → たったひとりの恋人にだけセックスを許す
  • 現実:悪くはない男 → 口説かれる → ついつい好きでもないのにしてしまった
  • 合理化:好きになる → 口説かれる → 好きだからセックスを許した

この様に、行動した結果自分の感情と矛盾=認知的不協和が起きた場合、感情の方を合わせて合理化が行われます。このことを認知的不協和の解消と呼びます。

セックストリガー現象とは、好きになったからエッチしたと思い込む認知的不協和の解消行動だった

男から見てみれば、セックスしたから好きになってくれた!と勘違いして、セックスがトリガーになって好きになってくれた!と思うのです。

実際は好きという感情が解放された、解放するトリガーがセックスだったというわけです。

セックストリガー理論の間違いとは?

セックスだけが認知的不協和を引き起こすトリガーではない

「女は、好きな男とセックスするというより、むしろセックスした男を好きになる」

私が間違っていると言いたいのは、「女は、好きな男とセックスするというより」の部分です。

認知的不協和の解消によってセックスした男を好きになると解説してきました。では、セックストリガーと同じように、セックス以外の方法で女性を認知的不協和の状態にできるでしょうか?

答えから言うと、これができてしまうんです。

合理化セックス理論:認知的不協和はセックスだけが引起すものではない

  • セックストリガー理論:セックスで認知的不協和 → 解消のために好きになる
  • 合理化セックス理論:セックス以外の方法で認知的不協和 → 好きになる → セックス

先に合理化があってセックスをするから、合理化セックス理論と呼びましょう。

合理化セックス理論の詳しい内容は別記事として書かせていただきます。

だいすきと砂浜に書いて微笑む女性
【口説き方】合理化セックス理論〜1人の女性に深く好かれる方法〜

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セックストリガー理論とは認知的不協和の解消を利用した理論だと説明しました。認知的不協和を起こす方法としてセックスを使っているわけですが、他の方法でも認知的不協和を引き起こす事は可能です。「セックスしてから好きになる」事もあれば「他の行動の結果として好きになる」事もあります。

別にセックスにこだわる必要なんてないんです。

女は好きな男とセックスするが、セックスした男を好きになる事もある

セックストリガー理論で言われている、「女は、好きな男とセックスするというより、むしろセックスした男を好きになる」は間違いです。

「女は好きな男とセックスするが、セックスした男を好きになる事もある。」

こちらが正しいと私は思います。

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