メンズエステ業界ではもう何年も問題とされているのが、抜きによる摘発問題です。
摘発事例が無くならないという残念な有様に、業界が持つ特性なのではないかな?と思ってしまうほどです。
男性のみなさんが気になる所は、どこで抜けるのか?でしょう。
さらに深く切り込んで、健全店で抜きをしてしまう過剰セラピストの実態も解説します。
抜きありメンズエステ店とは?どこにある?
色んなメディア(Webサイト、メンズエステブロガー、SNSなど)でメンズエステ店を知る事は容易になっていますが、その中から抜き有りメンズエステ店(過剰店と呼びます)を見抜くのは簡単なことではありません。
一般的には以下の要素があれば抜き有りの可能性が高いとされています。
- よく店舗名が変わっている
- 完全個室(ワンルームタイプ)である
- 固定電話ではない(050など)
- 5ch(2ch)やしたらば掲示板、爆サイ、ホスラブで抜きがあると言われている
- アジアンエステである(チャイエス・タイ古式・韓国エステ)
- 日本人のメンズエステ店(なでしこ店)でも、コスチュームが過激(下着やネグリジェなど)
ぶっちゃけた話、当てはまらなくても抜く店はあるし、当てはまるからと言って抜きが無い事もあります。この店は抜きがある!なんて事前にはわからないですし、訪れてみないとわからないのが実情です。
お役立ちリンク集
私なりの抜き有り店の見抜き方、見分け方
そうは言ってもここは抜き有りじゃないお店だなぁってわかる場合はあります。
- 大手系列店、複数店舗を大々的に展開しているお店
- 広告費をたくさんかけているお店
- SNSで健全さを売りにしている、高級感を売りにしているお店
大手系列店や複数店舗を大々的に展開しているお店、広告費をたくさんかけているお店は、投資したお金を回収しなければならないため徹底的に抜きを排除する傾向にあります。抜きがバレて摘発されると系列店も締めざるを得なくなることもあり、そんなリスクは負えないですからね。
最近だとSNSで集客をしているメンズエステ店も増えてきていますが、そんなお店でも健全さを売りにしていたり高級感を売りにしている所はなかなか抜きあり店に巡り会えないと思います。SNSの拡散力は恐ろしいものがあるため、簡単に抜きはできないという事でしょう。
念の為言っておきますが、そういうお店に敢えて行くのが楽しいんですよ!
健全店と過剰セラピスト問題
さて、抜きを徹底的に排除している健全店なのに抜きをしてしまうセラピストの事を、過剰セラピストと呼ぶみたいです。
これまで説明した抜きを暗黙的に容認したり推奨している過剰店のセラピストとは異なり、お店は抜き行為を禁止しそれに関わる対策をしっかり取っているにも関わらず、抜きをしてしまうのが過剰セラピストです。
理由は様々あって、お金のための場合もあれば流されてしてしまう場合もあります。過剰セラピストに抜いてもらう方法などを詳しく知りたい方は、【攻略】非抜き風俗・癒し系のお店の種類と抜きや本番の実態、やる方法をご覧ください。
過剰セラピスト問題の現状
過剰店と健全店の違い、見抜き方を書いてきました。
さらに、健全店における過剰セラピスト問題ついて書きました。
健全店で抜きをやってしまうというのは雇用される者として完全にルール違反ですし、そんな女の子の居場所はメンズエステ店ではなく風俗店なはずです。これに関して、様々な意見が飛び交っているのが現状です。
過剰セラピスト問題に対する意見の種類と内容
- メンズエステ店とは脱法的であるから抜きのあり無しが問題では無い派
- 真面目にやっているセラピストが迷惑するから過剰セラピストは居なくなれ派
- 摘発によりメンズエステ店に対する風当たりが強くなるから迷惑派
メンズエステ店とは脱法的であるから抜きのあり無しが問題では無い派
いやいやそもそもメンズエステ店とは脱法的なやり方(風営法の届けを出さないのに個室でいかがわしい行為をする)だから、抜きの有り無しは関係ないのでは?警察が目をつければ”抜き”行為がなくても摘発できるのでは?という意見もあります。
健全店だなんて言い方は詭弁(きべん)であって、メンズエステ店という存在自体が悪いのだから過剰セラピストは悪く無いという言い方です。確かに、メンズエステにまつわる法律は実態に追いついてないところがあり、警察の裁量次第、運用に任せられている所が多いのではないかと思います。
メンズエステ店に好意的な意見もありますが、そうでない意見もあるという状態です。
メンズエステは違法ですか?
先日大阪にて、とても疲れていたので、癒そうとメンズエステに行きました。マンションタイプでした。
サービス内容は、シャワーを浴びてから、全裸にタオル、(紙パンツ履いてもいいよと言われましたが、出してもらえませんでした)それからオイルをつけてうつ伏せで足からお尻をマッサージ、それから鼠蹊部をマッサージしました。仰向けになって鼠蹊部したり、スネのあたりもしました。性器にはおそらく意図的には触られてません。当たっているという感じです。
とてもリラックスできて、性的な意味ではなく、気持ちよく、疲労も回復できたのですが、こういったお店って違法なんでしょうか?届出うんぬん、というのは出してる、出してないはよく分からないですが非風俗なので…という同意書は書きました。
どうぞよろしくお願いします。
ベストアンサー
風俗店ではなく,マッサージという範疇で,それが直ちに違法,ということではないと思いますよ。脱法的に風俗営業をしているともちろん問題ですが。
( 弁護士ドットコムより引用)
マッサージと言うと資格が必要になってしまいますので、おそらくエステという言い方になるかとは思いますが、その範疇であって、あくまで癒やしを目的としたサービスであるのであれば風俗店ではないという意見ですね。
メンズエステでの密着行為や性的接触は違法では?
通常のリラクゼーションマッサージを提供するのだと思い、メンズエステ店に入店しました。
客はTバック紙パンツ着用です。
お店から客の掌に胸を押し付ける、密着する、陰部に手が当たるように触るなど性的サービスなのではないかと思うサービスをしろと指示されています。
性的行為はなく、裸にもならず店のサイトには当店は風俗店ではありませんと書かれていますが、これらの行為は違法なのではないかと疑っています。お店はマンション型の店舗で風俗店での届け出は出していないようです。
このまま働いていると私も犯罪に加担する事になるのでしょうか?
やはり、こういったサービスは違法なのでしょうか?みんなの回答
風営法の2条6項2号では,
「個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業」は,「店舗型性風俗特殊営業」に該当すると規定されています。
ご相談内容からしますと,当該メンズエステ店での接客の実態は,
「個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業」に該当し,「店舗型性風俗特殊営業」に該当するのではないかと思います。そうしますと,無届けで「店舗型性風俗特殊営業」を営むことは違法ということになり,経営者には罰則が科せられる可能性があります。
ただ,罰せられるのは基本的に経営者であって,従業員は,警察に事情聴取をされる程度というのが通常ではないかと思います。
「異性の客の性的好奇心」に応じれば無届けで「店舗型性風俗特殊営業」をする事だから、違法であるという意見です。
どちらの意見も結局は同じで、提供するサービスが「癒やしのため」なのか「異性の客の性的好奇心に応じるため」なのかという所が焦点だという事がわかります。
「店舗型性風俗特殊営業」とは店舗型ヘルスの事を指しており、性的好奇心とはすなわち”抜き”行為(性器への意図的な接触も含む)の事を指しています。「異性の客の性的好奇心に応じるため」のサービスだとはっきりわかるのが”抜き”行為であって、それ以外の行為は”偶発的”に起こりうるのだから”癒やしのため”と言い逃れできるはずです。警察が仮に”抜き”行為(性器への意図的な接触も含む)が無いのにメンズエステを風営法違反で摘発したとなれば、それは法律の拡大解釈であり問題にすべきだと私は考えます。
また、「罰せられるのは基本的に経営者であって,従業員は,警察に事情聴取をされる程度というのが通常」というところも注目すべきで、「抜きをやると捕まるのはお前だ」というようなセラピストを脅迫するようなやり方は間違っていると思います。店が摘発されてしまえば、長時間(3日間?)拘束される可能性があるでしょうから、セラピストにとっても”抜き”はリスクある行為です。個人的には恨みを買うというのが一番恐ろしい事じゃないかと思います笑
2019年3月に「風営法違反」容疑でメンズエステが摘発
2019年3月、現実には警察はまさにこの「風営法違反」でメンズエステ店を摘発、オーナーとみられる男性を逮捕するに至っています。
メンズエステ店で女性従業員に男性客の太ももの付け根付近をマッサージさせたとして、兵庫県警歓楽街総合対策本部と同県警姫路署などは2日、風営法違反(禁止地域営業)の疑いで、姫路市の自営業の男(45)を逮捕した。
現状、抜き行為が問題視されたわけではなさそうなこと、別件があるという情報も出てきていない以上、これは「メンズエステ」というグレーな業態を黒と判断した珍しい例と言って良いのではないでしょうか。
今後の経過を注視すべき案件だと思います。
真面目にやっているセラピストが迷惑するから過剰セラピストは居なくなれ派
- 真面目にやっている自分が報われないように感じる
- 過剰セラピストのせいで、全てのセラピストは同じような風俗嬢だと思われる
- 過剰セラピストのせいで、抜き目的の客が来てしまい不愉快
- 違法行為をされた結果、お店の摘発などで働く場所が無くなり実害を被る
摘発によりメンズエステ店に対する風当たりが強くなるから迷惑派
- 過激なお店に客を取られてしまうというジレンマ
- 健全に真面目にやったがゆえに「クソ店」と書かれ評判を落とす辛さ
- 真面目に抜き行為を禁止したり取り締まる努力が虚しく感じる
- 摘発によるメンズエステに対するイメージ悪化
- 風当たりが強くなり、女の子を集めにくくなる、客を遠ざける
抜きをやってしまうセラピストから見た過剰セラピスト問題
非抜き風俗店以外で高額収入を得られる所は、身体を触られる風俗店が主な所で(セクキャバは身体を触られますが)メンズエステで働きたいと考えている嬢にとって受けいられないのでしょう。裏オプションと同じ様に相手を選べる(嫌な客には抜きをしないなど)所もメリットです。
なんとも都合の良い話だとしか思えませんし、雇用されている労働者である(形態がどうかは別として)以上、課された義務は果たさなければなりません。
過剰セラピスト問題に対する私の考え
では、過剰セラピスト問題にどう対応していけば良いのでしょうか?
店を利用して上手に金を稼いでやろうとする輩はいくらでも居ますし、流されて抜いてしまう嬢もいくらでも居ます。結果的に摘発されて損をするのはお店ですし、罰せられるのは経営者なんです。それを防ぐのはお店=経営者の責任だと思います。逆に、摘発されなければそれで良いと私は考えます(これには賛否両論あるでしょう)。
- 暗黙的に”抜き”を容認する姿勢、竿へ意図的に触れる事を禁止しない
- 契約時など、書面で風俗行為を禁止しない、解雇など罰則を設けない
- ”抜き”行為が無いかどうか口頭で確認しない、確認した記録をしない
- ”抜き”行為が発覚した際に罰則を適用しない
- 教育・研修時に”抜き”行為をしない事を説明しない
最低でもこれらの事はしていなければならないでしょう。
これらの事をちゃんとやっていても、摘発されない保証などありません。
”抜き”行為があっても摘発される店とされない店があるというのが現状で、その違いが何かと言われても私にはさっぱりわからない状況です。警察の裁量次第、運用に任せられていると言っていいでしょう。そんな状況であれば、摘発されないためにちょっとした忖度(そんたく)も当然必要になってくるように思います。
ところで、メンズエステってエロい店ですか?エロくない店ですか?
「え?エロい店に決まってんじゃん・・・何をいまさら・・・。」と思われたかもしれませんね笑
エロい店であるという事は多くの男性が”抜き”をして欲しいと思うわけです。それでも抜いて貰えないのがメンズエステです。でも、たま〜に抜いてもらえちゃうとそれがたまらなく楽しくなるのもメンズエステです。メンズエステとは”抜き”がある事もあるし、無いこともある程度のお店だと思っています。でも別にそれでいいんじゃねーのかな?と思います、摘発さえされなければ。
男は結局そうやって楽しんでいるんです、「俺は流れで手コキされても絶対に断るし健全に遊んでいる」なんて人がもし居たら是非私のTwitterにご一報下さい、興味があるので飲みましょう笑
字面だけをそのまま読めば「異性の客の性的好奇心」に応じるお店がメンズエステです。
そんなグレーな所で勝負しているお店にハッキリとした白黒の答えなんてあるわけがありません。上手に立ち回った者だけが得をする面白い世界なんです。
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